杖(つえ)の下(した)から回(まわ)る子(こ)
杖を振り上げても逃げようとしないで、その下からすがりついてくる子供。自分を慕ってくるものには残酷な仕打ちはできないことをいうたとえ。杖の下に回る犬は打てない。
つかい‐こみ【使い込み/遣い込み】
1 自分のものでない金銭を私用に使うこと。横領。「公金の—がばれる」 2 長期間使用すること。また、酷使すること。「—の激しい中古のカメラ」
つかれ‐め【疲れ目】
目を酷使して、かすんで見えたり痛みを感じたりする状態。「—に効く目薬」
つみ【罪】
[名] 1 道徳・法律などの社会規範に反する行為。「—を犯す」 2 罰。1を犯したために受ける制裁。「—に服する」「—に問われる」 3 よくない結果に対する責任。「—を他人にかぶせる」 4 宗...
つら・い【辛い】
[形][文]つら・し[ク] 1 他人に対して冷酷である。非情である。むごい。「—・いしうち」「—・く当たる」 2 精神的にも肉体的にも、がまんできないくらい苦しい。苦しさで耐えがたい。「—・い別...
手足(てあし)を擂(す)り粉木(こぎ)に◦する
《「擂り粉木」は、身をすりへらして働くもののたとえ》手足をすりへらすほどに酷使して働く。
てい【亭】
[名] 1 庭に設けた休憩用などの建物。あずまや。ちん。 2 亭主。「島屋の—が、そんな酷(ひど)い事をしおるかえ」〈鏡花・歌行灯〉 3 やしき。住居。「多田蔵人(くらんど)行綱、入道相国の西...
てり‐どよう【照(り)土用】
夏の土用を通じて雨が降らず、酷暑が続くこと。
とかいといぬども【都会と犬ども】
《原題、(スペイン)La ciudad y los perros》バルガス=リョサの長編小説1963年刊。少年時代を寄宿学校で過ごした作者自身の体験をもとに、士官学校の苛酷な生活を描く。スペイン...
ながしま‐しんじ【永島慎二】
[1937〜2005]漫画家。東京の生まれ。本名、真一。赤裸々な青春像を巧みなタッチで描いた作品で、若者を中心に大きな支持を得た。代表作「漫画家残酷物語」「フーテン」「若者たち」など。テレビドラ...