み‐かく【味覚】
味を感じる感覚。唾液(だえき)に溶けた化学物質が主に舌を刺激することによって起こり、甘さ・酸っぱさ・塩辛さ・苦さを感じ取る。「—をそそる」「—の秋」 [補説]近年、甘味、酸味、塩味、苦味と並んで...
ミラクリン【miraculin】
糖たんぱく質の一種。ミラクルフルーツなどに含まれる。味覚器官に作用し、一時的に酸味や苦味を甘味に感じさせる味覚修飾物質の一として知られる。
ミラクル‐フルーツ【miracle fruit】
西アフリカ原産のアカテツ科の常緑樹の果実。ミラクリンという特殊な糖たんぱく質を含み、この実を食べると、一時的に酸味や苦味のある食べ物を甘く感じさせることで知られる。
みりんふう‐ちょうみりょう【味醂風調味料】
水飴(みずあめ)などの糖類に米麹(こうじ)・酸味料などを混ぜ、味醂に似せて作った調味料。アルコール分は1パーセント未満で、ほとんど含まない。→本味醂
ライム【lime】
ミカン科の常緑低木。こんもりした樹形をつくる。花は白色。果実はレモンに似て小さく、香気があり、酸味が強く、黄緑色に熟す。未熟なうちに収穫し、ジュースや香味料とする。インド原産。
ライむぎ‐パン【ライ麦パン】
ライ麦で作ったパン。小麦粉のものに比べて堅く、やや酸味がある。仕上がりの色から黒パンともいう。
りんご‐さん【林檎酸】
有機酸の一。リンゴ・ブドウなどの果実中に多く存在。無色の針状の結晶で潮解性がある。生体内ではトリカルボン酸回路の一員で、フマル酸から生成しオキサロ酢酸となる。清涼飲料水の酸味に使用。分子式C4H6O5
ルバーブ【rhubarb】
タデ科の多年草。高さ1〜2メートル。ダイオウに似て、葉は心臓形。初夏、花茎を伸ばして緑白色の小花を多数つける。葉柄は紅色を帯び、酸味と芳香があり、煮てジャム・ゼリー・ソースなどを作る。シベリアの...
レモン【lemon】
1 ミカン科の常緑低木。また、その実。茎・枝にとげが多く、葉は長卵形で、翼はない。7、8月ごろ、内面が白く外面が紫色の花を開く。実は長卵形で両端がとがり、黄色に熟す。酸味が強く、ビタミンCに富み...
ローゼル【roselle】
アオイ科の一年草。高さ2、3メートル。葉は手のひら状に裂け、初夏、黄色の5弁花を開く。原産地は西アフリカといわれ、アジアの熱帯や北アメリカ南部で栽培される。萼(がく)と苞(ほう)は肉質で赤く、酸...