かんじょう‐アミノさん【環状アミノ酸】
側鎖に環状構造をもつアミノ酸の総称。フェニルアラニン、チロシン、トリプトファンなど、プロリン以外の芳香族アミノ酸をさす。
ガンマ‐アミノらくさん【ガンマアミノ酪酸/γアミノ酪酸】
《gamma-aminobutyric acid》⇒ギャバ(GABA)
ガンマ‐リノレンさん【γ-リノレン酸/ガンマリノレン酸】
n-6系脂肪酸の一つ。人間の体内でリノール酸から合成され、ジホモ-γ-リノレン酸を経てアラキドン酸になる。GLA(gamma-linolenic acid)。
き‐えんさん【希塩酸/稀塩酸】
濃度の低い塩酸。1リットル中に塩化水素100グラム程度以下を含む。
キサントゲン‐さん【キサントゲン酸】
《xanthogenic acid》エチルアルコール中で水酸化カリウムと二硫化炭素とを反応させてできるカリウム塩を、希酸で処理して得られる無色の液体。化学式C2H5OCSSH
キナ‐さん【キナ酸】
キナ皮、コーヒーの種子、クランベリーの実などに多く含まれるカルボン酸の一種。19世紀にキナ皮より単離され、マラリア特効薬キニーネの原料となった。植物体において、芳香族化合物の前駆物質として機能する。
きょう‐さん【強酸】
水溶液中での電離度の大きい酸。塩酸・硝酸・硫酸など。→弱酸
き‐りゅうさん【希硫酸/稀硫酸】
低濃度の硫酸の水溶液。
ぎ‐さん【蟻酸】
最も簡単なカルボン酸。無色の刺激臭のある液体。アリやハチの毒腺(どくせん)やイラクサのとげなどの葉に含まれ、皮膚にふれると水疱(すいほう)ができる。最初にアリを蒸留して得られたところからの名。有...
ギムネマ‐さん【ギムネマ酸】
南アジア原産のキョウチクトウ科のつる植物ホウライアオカズラの葉に含まれる物質。味覚器官に作用し、一時的に甘味を感じなくさせる味覚修飾物質の一つとして知られる。