リトマス【litmus】
リトマスゴケなどから得られる紫色の色素。水・アルコールに溶ける。代表的な酸塩基指示薬で、酸で赤色、アルカリで青色になる。
リトマス‐しけんし【リトマス試験紙】
1 リトマス溶液を濾紙(ろし)に染み込ませて乾燥したもの。青色と赤色の二種がある。試料溶液に入れて酸性・アルカリ性を簡便に判別するのに用い、酸で赤変、アルカリで青変する。 2 (比喩的に)対立す...
リノリウム【linoleum】
亜麻仁(あまに)油の酸化物に松やに・コルク粉などを混ぜて、麻布に圧延・付着させて乾燥したもの。床敷き・壁張り材などにする。
リノレン‐さん【リノレン酸】
《linolenic acid》不飽和脂肪酸の一。必須脂肪酸の一。亜麻仁(あまに)油など多くの乾性油中にグリセリンエステルとして存在。分子式C18H30O2
リノール‐さん【リノール酸】
《linoleic acid》不飽和脂肪酸の一。必須脂肪酸の一。亜麻仁(あまに)油・綿実油・大豆油・とうもろこし油・ひまわり油・胡麻油など植物油にグリセリンエステルとして存在。血中コレステロール...
リパーゼ【lipase】
中性脂肪を加水分解して脂肪酸とグリセリンとにする酵素。動物の膵液(すいえき)・胃液・腸液には消化酵素として含まれる。
リボ‐かくさん【リボ核酸】
《ribonucleic acid》リボースを糖成分とする核酸。リボヌクレオチドが多数重合したもので、一本鎖をなし、アデニン・グアニン・シトシン・ウラシルの四種の塩基を含む。一般にDNA(デオキ...
リボゾーム【ribosome】
《「リボソーム」とも》生物体の全細胞の細胞質中にあり、たんぱく質合成の場となる小粒子。RNA(リボ核酸)とたんぱく質からなる。伝令RNAのもつ遺伝情報を翻訳し、転移RNAの運んでくるアミノ酸を結...
リボゾーム‐アールエヌエー【リボゾームRNA】
《ribosomal RNA》リボゾームを構成するリボ核酸。伝令RNA・転移RNAの結合に関与し、たんぱく質合成に関わる翻訳の開始に重要な役を果たすとされる。rRNA。
リボヌクレアーゼ【ribonuclease】
RNA(リボ核酸)のヌクレオチド部分のエステル結合を加水分解する酵素。生物界に広く分布。RNアーゼ。