アセチルサリチル‐さん【アセチルサリチル酸】
《acetylsalicylic acid》サリチル酸を無水酢酸でアセチル化して得られる白色針状の結晶。水に溶けにくい。解熱・鎮痛剤として用いる。アスピリンともいう。
アセチル‐セルロース【acetyl cellulose】
セルロースと酢酸のエステル。プラスチック成形品・アセテート・フィルム・塗料・煙草のフィルターなどに使用。酢酸繊維素。酢酸セルロース。
アセチレン【acetylene】
炭化水素の一。無色の可燃性気体。燃えると強い光と熱を出す。合成化学工業原料のほか、アセチレン灯・酸素アセチレン炎などにも利用。化学式CH≡CH エチン。アセチリン。アセチレンガス。
アセチレン‐ようせつ【アセチレン溶接】
アセチレンと高圧酸素とを混合して点火し、その3000度にもなる火炎で金属溶接や切断を行う方法。
アセテート【acetate】
アセチルセルロースを原料とする半合成繊維。絹に似た光沢と感触とをもち、吸湿性が小さく、熱に弱い。服地・下着類などに使用。アセテート人絹。アセテート繊維。アセテートレーヨン。 [補説]本来は酢酸の...
アセトアニリド【acetanilide】
アニリンに無水酢酸を反応させて得られる無色の板状の結晶。染料中間体として重要。また、アンチフェブリンの商品名で解熱剤に用いられたが、現在は使用されていない。化学式C6H5NHCOCH3
アセトアルデヒド【acetaldehyde】
刺激臭のある無色の液体。エチルアルコールを酸化すると得られ、工業的にはエチレンを酸化して作る。酢酸など多くの工業薬品の原料、またプラスチックや合成ゴムの中間原料。化学式CH3CHO アルデヒド。
アセトオルセイン【acetoorcein】
⇒酢酸オルセイン
アセトカーミン【acetocarmine】
⇒酢酸カーミン
アセトニトリル【acetonitrile】
酢酸(さくさん)のニトリルに相当する化合物。無色の液体で、有毒。有機合成・溶剤に使用される。シアン化メチル。