はん‐みち【半道】
1 1里の半分。約2キロ。半里。「碓氷の絶頂より—あまりは、紅葉已に散り」〈蘆花・自然と人生〉 2 全行程の半分。
はん‐り【半里】
1里の半分。約2キロ。はんみち。
ば‐うて【場打て】
その場の空気に圧倒されて気後れのすること。「少しも—のした容子もなく、すらりと立って」〈里見弴・多情仏心〉
ば‐せき【場席】
1 人の座る場所。座席。「—の平土間にあたる所は」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉 2 物を置く場所。事をする場所。「衣装方、男衆の忙しく立ち働く—をあけるために」〈里見弴・多情仏心〉
ば‐りき【馬力】
1 《horsepower》仕事率の単位。1馬力は、75キログラムの物を毎秒1メートル動かす力。仏馬力では735.5ワットで、日本では内燃機関などに限り使用が法的に認められ、記号PSを用いる。英...
ばんこくはく‐きねんこうえん【万国博記念公園】
大阪府北部、吹田(すいた)市北東部の千里丘陵にある公園。面積2.6平方キロメートル。昭和45年(1970)3月15日〜9月13日に開かれた万国博覧会を記念して、その跡地に建設された。日本庭園、自...
ばん‐ぼ【晩暮】
1 夕方。夕暮れ。「—より満遮士打(マンチエスター)まで、往返十八里の路を行き」〈中村訳・西国立志編〉 2 老年。晩年。
ばん‐り【万里】
《1万里の意》非常に遠い距離。きわめて遠いこと。「—のかなた」
万里(ばんり)の一条鉄(いちじょうてつ)
《万里の間も一筋の鉄で貫通する意から》俗人が発心して仏道に入るときに求められる堅固な菩提心(ぼだいしん)のたとえ。転じて、物事が絶えることなく続くことのたとえ。
ばんり‐の‐ちょうじょう【万里の長城】
中国本土の北辺に築かれた長大な城壁。春秋時代に斉(せい)・燕(えん)・趙(ちょう)・魏(ぎ)などの諸国が国境に築いたもので、秦の始皇帝が匈奴(きょうど)の侵入を防ぐために燕・趙の長城を用いて万里...