わい‐ぐん【淮軍】
中国、清末の1861年、曽国藩(そうこくはん)の命を受けた李鴻章(りこうしょう)が、郷里の安徽省合肥県の団練を組織した郷勇。太平天国軍・捻軍(ねんぐん)の討伐に功をあげたが、のち清仏戦争・日清戦...
わい‐て【別いて】
[副]《「わきて」の音変化》とりわけ。格別。「—も里人をほむるぞそら目なる」〈宇津保・蔵開上〉
ワイドスター【WIDESTAR】
NTTドコモが提供する衛星電話サービス。平成8年(1996)より運用開始。東経132度・136度に位置する二つの静止衛星を利用し、日本全土と沿岸約200海里を通信サービスエリアとする。
わけ‐ざと【分け里/訳里】
《「わけ有る里」の意》遊里。遊郭。色里。「—の遊女」〈浮・禁短気・五〉
わけ‐しり【訳知り/分け知り】
1 遊里の事情によく通じていること。また、その人。粋人。通人。 2 物事の事情を心得ていること。また、その人。「—顔にものを言う」
わとうちんかい【和唐珍解】
洒落本。唐来参和作。天明5年(1785)刊。1巻1冊。長崎の遊里丸山を舞台に「国性爺合戦」の登場人物が遊興するさまを描く。唐音のせりふに日本語の解説をつけるという趣向で注目された。
わびし・い【侘しい】
[形][文]わび・し[シク] 1 ひどくもの静かでさびしい。「人里離れた—・い田舎」 2 心が慰められないさま。心細い。「ひとり—・く夕食をとる」「—・い下宿生活」 3 貧しくてあわれなさま。み...
わやく‐もの【わやく者】
無法者。また、いたずらっ子。「近き在所の子供にて…里一番の—」〈浄・柏崎〉
わる‐どきょう【悪度胸】
あきれるほど、ずぶとい度胸。くそ度胸。「自棄(やけ)に近い気強さから、却って—が据わって」〈里見弴・多情仏心〉
んす
[助動][んせ・んしょ|んし|んす|んす|んすれ(んすりゃ)|んせ(んし)]《丁寧の助動詞「ます」の音変化》助動詞「ます」に同じ。「一盃(いっぺえ)つぎんした」〈洒・甲駅新話〉 [補説]近世の遊...