くまがや【熊谷】
埼玉県北部の市。中山道の宿場町として発達。鎌倉時代には熊谷直実(くまがいなおざね)の所領で、居館の跡が熊谷寺(ゆうこくじ)となっている。現在は重化学工業が盛ん。平成17年(2005)に大里町・妻...
くも‐あし【雲脚/雲足】
1 雲の流れ動くさま。また、その速さ。「—が速い」 2 低く垂れ下がった雨雲。「窓硝子をあげようとする間もなく、すぐもう低い—が切れていた」〈里見弴・安城家の兄弟〉 3 雲形に曲がったり、雲形の...
くら・す【暮(ら)す】
[動サ五(四)] 1 日が暮れるまで時間を過ごす。時を過ごす。「一日を読書で—・す」 2 日々を送る。月日を過ごす。「余生は郷里で—・したい」 3 生活する。また、生計を立てる。「少ない収入でな...
くら・む【暗む/眩む/晦む】
[動マ五(四)] 1 暗くなる。「刻一刻と—・んで行くなかに」〈里見弴・今年竹〉 2 (「目がくらむ」の形で) ㋐強い光を受けて、一時的に目が見えなくなる。「照明に目が—・む」 ㋑過度の刺激を...
クリム‐ハンこく【クリムハン国】
1426年ころ、クリムを中心に成立したモンゴル系のハン国。キプチャクハン国の始祖バトゥの弟の子孫が建設。15世紀後半にオスマン帝国の属国となり、1783年ロシア帝国に滅ぼされた。哥里米汗国。クリ...
くる‐わ【郭/廓/曲輪】
1 城やとりでの、周囲を土や石などで築き巡らしてある囲い。また、その内側の地域。 2 《周囲を塀や堀で囲ったところから》遊女屋の集まっている地域。遊郭。遊里。 3 俳諧で、発句の題材に伴って出て...
くるわ‐ことば【郭詞/郭言葉】
江戸時代、遊里で遊女たちが用いていた言葉。「ありんす」「ざんす」など。里言葉。遊里語。
くるわ‐もの【郭者】
遊里で働いている者。
くるわ‐もよう【郭模様】
遊里で流行した衣服の模様。
くるわ‐よう【郭様】
遊里の風俗や様式。また、遊女らしい姿。遊里ふう。「髪の結ひぶり小利口にひっくるくるくる—」〈浄・卯月の紅葉〉