てんぽう‐の‐かいかく【天保の改革】
天保12〜14年(1841〜43)老中水野忠邦が行った幕府の政治・経済改革。倹約・風俗粛正を断行し、農村復興のための人返しの令、株仲間の解散、物価引き下げなどの諸改革を行った。また、江戸・大坂1...
で‐もの【出者】
1 遊里などで冷遇される客。また、広く、のけ者にされる人。「この六蔵はおちゃっぴい、—になって今はこのざま」〈浄・矢口渡〉 2 厚かましい人。〈日葡〉 3 能で、舞台に出る役。「—にならでは、神...
でんせんびょう‐けんきゅうじょ【伝染病研究所】
伝染病などの原因・予防・治療などの研究機関。明治25年(1892)大日本私立衛生会付属として北里柴三郎を迎えて発足。現在は東京大学医科学研究所。東京都港区白金台にある。
でん‐ぷく【甸服】
古代中国で、五服の一。王城の周囲500里以内の地域。
とうかいどうめいしょき【東海道名所記】
仮名草子。6巻。浅井了意作。万治年間(1658〜1661)の成立。僧侶の楽阿弥と連れの青年が狂歌やしゃれをおりまぜてつづる、江戸から京都までの道中記。駅間の里数・名所旧跡・産物などを詳細に記載。
とうかいどうめいしょずえ【東海道名所図会】
江戸後期の絵入り名所案内。6巻。秋里籬島(あきざとりとう)著。竹原春泉斎・北尾政美ほか画。寛政9年(1797)刊。京都から江戸に至る東海道の名所の沿革・風景などを図解した説明書。
とうがね【東金】
千葉県中部の市。九十九里平野の中心にあり、もと酒井氏の城下町。人口6.2万(2010)。
とうきょうと‐こうつうきょく【東京都交通局】
東京都の公営企業の一。都営地下鉄、都営バス、都電荒川線、新交通システムの日暮里(にっぽり)・舎人(とねり)ライナー、上野動物園構内のモノレールを運営する。明治44年(1911)に東京市電気局とし...
とう‐しょく【偸食】
なんの仕事もせずに遊び暮らすこと。徒食。「旧里静岡に蟄居して暫らくは—の民となり」〈二葉亭・浮雲〉
とうしん‐てつどう【東清鉄道】
日清戦争後、ロシアが中国東北地方に建設した鉄道。シベリア鉄道に接続する満州里・綏芬河(すいふんが)間の本線と、ハルビン・大連間の支線からなる。満州事変後、日本に移譲、のちソ連に移管。1952年ソ...