かいかん‐じゅうごう【開環重合】
環式化合物が環を開き、鎖式化合物となって重合する反応。カプロラクタムがナイロンとなる反応など。
かい‐じゅうごう【解重合】
重合の逆の反応。重合している物質が熱あるいは紫外線・放射線などの作用によって分解し、単量体になること。
きょう‐じゅうごう【共重合】
2種以上の単量体を混合して重合させる化学反応。単独重合体の性質を改善するのに役立つ。
しゅくごう‐じゅうごう【縮合重合】
⇒縮重合
しゅく‐じゅうごう【縮重合】
縮合を繰り返して高分子化合物を生成する反応。縮合重合。重縮合。
じゅう‐ごう【重合】
[名](スル)一種類またはそれ以上の単位物質の分子が、二つ以上化学的に結合して、もとのものより分子量の大きい化合物をつくること。付加重合・共重合・縮重合など。重合反応。
たんどく‐じゅうごう【単独重合】
1種類の単量体を混合して重合させる化学反応。
ねつ‐じゅうごう【熱重合】
加熱のみによって起こる重合反応。スチレンの重合にみられる。
ひかり‐じゅうごう【光重合】
光の照射によって起こる付加重合。印刷用写真製版や集積回路の製作に利用される。
ふか‐じゅうごう【付加重合】
不飽和結合を含む化合物が、その結合を開裂して付加を繰り返し、高分子を生成する反応。塩化ビニル・ポリエチレンなどはこの方法で作られる。