かさね‐づま【重ね褄】
着物の褄をいく重にも重ねて着ること。着物を何枚も重ねて着ること。
かさね‐て【重ねて】
[副] 1 同じことを繰り返すさま。もう一度。再び。「—注意する」 2 この次。今後。「右の御算用は—きっと致さるるでござらうず。只今の代はりは持って参った」〈虎明狂・千鳥〉
かさね‐ぬい【重ね縫い】
2枚の布端を少し重ね、その中央を縫うこと。重ね接(は)ぎ。
かさね‐のみ【重ね飲み】
1 酒を立て続けに飲むこと。 2 酒気帯び運転などをした者が、飲酒量の特定をさまたげる目的で、その場でさらに酒を飲むこと。
かさね‐へんじ【重ね返事】
「はいはい」のように同じ言葉を繰り返した返事。
かさね‐もち【重ね餅】
1 大小二つ重ねにした餅。御供え。鏡餅。 2 相撲などで、双方が組み合ったまま、重なって倒れること。
かさね‐もよう【重ね模様】
織り出したり染め出したりした地模様の上に、さらに浮き模様を重ねたもの。
かさね‐やき【重ね焼(き)】
1 陶器などの焼き方で、器を何重にも積み重ねて焼く方法。器の接する部分には釉(うわぐすり)をかけない。 2 写真で、2枚以上の陰画を重ね合わせて1枚の印画紙に焼き付けること。二重焼き付け。
かさ・ねる【重ねる】
[動ナ下一][文]かさ・ぬ[ナ下二] 1 物の上に、さらにそれと同類の物を載せる。「書類を—・ねる」「着物を—・ねて着る」 2 ある物事に、さらにそれと同類の物事を加える。また、同じことを何度も...
こうくうじゅうだい‐インシデント【航空重大インシデント】
航空事故が発生するおそれがあると認められる事態。機長が航行中に他の航空機と衝突または接触のおそれがあったと認めたときなど。航空法に規定。