むし‐の‐あいかた【虫の合方】
歌舞伎下座音楽の一。虫の声をうつした本調子の三味線曲。静かな秋の夜や寂しい野原の情景を表すときに用いる。
めど‐はぎ【蓍萩】
マメ科の多年草。野原に生え、高さ60〜90センチ。茎は直立し、多数の枝を出すが横に広がらない。葉は密に互生し、3枚の線形の小葉からなる複葉。8〜10月、紫色の筋のある白い小花をつけ、豆果は茶褐色...
もう‐あそび
《「もう」は野原の意》沖縄諸島で、青年男女が夜なべ仕事を終えてから野外に集まり、三線(さんしん)や小太鼓に合わせて歌い踊る風習。もうあしび。 [補説]「毛遊び」とも書く。
もくぎょいり‐あいかた【木魚入り合方】
歌舞伎下座音楽の一。寺・墓場や寂しい野原などの場面で、合方に木魚の音を加えたもの。
や【野】
[音]ヤ(呉)(漢) [訓]の [学習漢字]2年 〈ヤ〉 1 のはら。「野営・野外/原野・広野・荒野・山野・戦野・田野・平野・牧野・緑野・林野」 2 自然のままの。「野趣・野獣・野生」 3 い...
や‐がい【野外】
1 野原。郊外。「—活動」 2 家の外。屋外。
やけ‐の【焼け野】
1 野焼きをしたあとの野。また、野火で焼けた野。焼け野原。《季 春》「川越えて鳥の見てゐる—かな/闌更」 2 「焼け野原1」に同じ。
やけの‐が‐はら【焼け野が原】
「焼け野原1」に同じ。
やけ‐はら【焼け原】
1 「焼け野1」に同じ。「天辺(てっぺん)が—のごとく円く赤兀(は)げに兀げて」〈紅葉・二人女房〉 2 「焼け野原1」に同じ。
や‐しょく【野色】
野原の景色。また、野原の風情。