の‐はら【野原】
《「のばら」とも》あたり一面に草などが生えている、広い平地。原。のっぱら。
のはら‐あざみ【野原薊】
キク科の多年草。代表的なアザミの一種で、乾いた草地に生え、高さ約1メートル。葉は羽状に裂けていて、鋭いとげがある。晩夏から秋、紫紅色の頭状花をつける。
の‐ばおり【野羽織】
⇒打裂羽織(ぶっさきばおり)
の‐ばか【野墓】
1 野中に設ける墓。野辺の墓。 2 火葬場。「西風のたびたびに—のけぶりかよひ」〈浮・織留・四〉
の‐ばかま【野袴】
江戸時代、武士の旅行や火事装束などに着用した袴。緞子(どんす)や錦(にしき)・縞織物を用い、裾に黒ビロードの太い縁をつけた。
の‐ばと【野鳩】
野生のハト。 [補説]作品名別項。→野鳩
のばと【野鳩】
《原題、(チェコ)Holoubek》ドボルザークの交響詩。1896年作曲。チェコの詩人カレル=ヤロミール=エルベンの詩を主題とした作品。ヤナーチェクの指揮で初演された。
の‐ばな【野花】
1 野に咲く花。野生の花。 2 紙花(かみばな)。特に、葬儀に用いるものをいう。
の‐ばなし【野放し】
1 鳥や獣を野などに放して飼うこと。放し飼い。「—の犬」 2 手をつけないで、そのままにほうっておくこと。「—の違法駐車」「悪徳業者を—にする」
のばら【野ばら】
《原題、(ドイツ)Heidenröslein》 ゲーテの詩。シューベルトやウェルナーをはじめ、多くの作曲家によって曲がつけられている。 シューベルトの歌曲。1815年頃の作曲。に基づく。「...