かすが‐の【春日野】
奈良市、春日山の麓一帯の野原。[歌枕]「—の飛火の野守いでてみよ今いくかありて若菜つみてむ」〈古今・春上〉
かたの【交野】
大阪府北東部の市。淀川支流の天野川の中流域にあり、住宅地。獅子窟寺がある。人口7.8万(2010)。 大阪府枚方(ひらかた)市・交野市一帯の丘陵。平安時代には皇室の遊猟地、桜の名所。[歌枕]...
かなざわ‐へいや【金沢平野】
石川県中南部にある細長い沖積平野。北東から南西方向に長さ約60キロメートル、幅約10キロメートル。北西側は日本海に臨み、南東側は白山山系に接する。同県の中心地帯で、金沢・白山・能美・小松・加賀の...
かのう【狩野】
姓氏の一。 [補説]「狩野」姓の人物狩野永徳(かのうえいとく)狩野亨吉(かのうこうきち)狩野山雪(かのうさんせつ)狩野山楽(かのうさんらく)狩野探幽(かのうたんゆう)狩野常信(かのうつねのぶ)狩...
かみつけの【上毛野】
上野(こうずけ)の古称。
かや‐の【茅野/萱野】
茅の生えている野原。「葛城(かづらき)の高間の—はや知りて」〈万・一三三七〉
かりじ‐の‐おの【猟路の小野】
奈良県桜井市鹿路(ろくろ)付近の野。[歌枕]「馬並(な)めてみ狩立たせる若薦(わかこも)を—に鹿(しし)こそばい這ひ拝(をろが)め」〈万・二三九〉 [補説]「軽路」を当て、飛鳥の軽の野をさす説もある。
かれ‐の【枯れ野】
1 草木の枯れはてた野。冬枯れの野原。《季 冬》「遠山に日の当りたる—かな/虚子」 2 襲(かさね)の色目の名。表は黄、裏は薄青または白。冬に用いる。かれのがさね。
かわちながの【河内長野】
大阪府南東部の市。高野山へ至る街道の要地として発達。観心寺・金剛寺がある。爪楊枝(つまようじ)を特産。人口11.3万(2010)。
かんかく‐や【感覚野】
大脳皮質の頭頂葉中心溝の後ろ側の細長い部分。皮膚からの刺激を感覚神経を通して受け、感覚を生じる場所。上から、下肢・胸腹部・上肢・頭部の順に対応する部位が並ぶ。感覚領。→運動野 →連合野