マグネシウム【magnesium】
金属元素の一。単体は銀白色で軽く、展延性に富む金属。リボン状・粉末状にしたものは閃光(せんこう)を発して燃える。菱苦土石(りょうくどせき)・苦灰石などに含まれ、地殻中に広く分布し、海水中にはナト...
マグノックス‐ろ【マグノックス炉】
「コールダーホール型原子炉」の異称。天然ウランの金属棒をマグノックスと呼ばれるマグネシウム合金で被覆した燃料棒を使用することから。
ま‐こ【真弧】
考古学で、出土品の輪郭を実測するための器具。竹や金属の細い棒を並べて2枚の板で挟んだもので、対象の表面に押し当てると棒が動き、輪郭を正確に写し取ることができる。まあこ。
まさつかくはん‐せつごう【摩擦攪拌接合】
金属接合技術の一。金属の接合部に高速回転軸を挿入して摩擦熱を生じさせ、熱により軟化した部分を攪拌し、金属を塑性流動化させて接合する。金属を溶かさない固相接合で、金属組織が微細化強化されるため、熱...
ます【枡/升/桝/斗】
1 液体や穀物などの分量をはかる容器。木製または金属製で、方形や円筒形のものがある。「—で米をはかる」「一升(しょう)—」「五合—」 2 1ではかった量。ますめ。「—が足りない」 3 劇場・相撲...
マラカイト‐グリーン【malachite green】
塩基性染料の一。金属光沢のある青緑色の結晶。絹・羊毛・皮革を直接染色するが、日光・アルカリに弱い。
マルチマテリアル【multi-material】
特性が異なる金属や材料などを組み合わせて併用すること。主に自動車などで、いままで単一の鋼材が用いられた部分に、鉄・アルミニウム・チタン・炭素繊維強化プラスチック(CFRP)など、複数の材料を併用...
マルテンサイト【martensite】
焼き入れをした鋼の組織名の一。オーステナイトを焼き入れした際に生じる針状または板状の組織形態をとる準安定相を指す。名称はドイツの冶金学者A=マルテンスにちなむ。原子相互の配置関係は変化せず、結晶...
マンガン【(ドイツ)Mangan】
マンガン族元素の一。単体は銀白色の金属で、鉄より硬くてもろい。鉄に次いで広く分布し、主鉱石は軟マンガン鉱など。動植物体にも微量含まれ、発育・代謝に不可欠。合金添加剤や鋼の脱酸剤などに利用。元素記...
マンガン‐クラスト【manganese crust】
《crustは、固い外皮、地殻の意》水深800〜2400メートルの海山や海台に見られるアスファルト状の酸化物。マンガン団塊が扁球(へんきゅう)状のかたまりになるのに対し、岩盤上を皮膜状に覆う。マ...