かな‐ばち【金鉢/鉄鉢】
1 金属製の鉢。食べ物を盛る。 2 兜(かぶと)の鉢で、鉄板を張り合わせたもの。革製の練鉢(ねりはち)に対していう。
かな‐ばん【金判】
金属製の印判。
かな‐ばん【金版/金板】
《「かなはん」とも》書物の表紙や背に表題などを箔押しする際に使う、文字や図を彫刻した凸版。多くは真鍮(しんちゅう)製。
かな‐ひばし【金火箸】
1 金属製の火箸。 2 細くてごつごつしているからだのたとえ。
かな‐び・く【金引く】
[動カ四] 1 刀の切れ味を試す。「太刀の金をも—・きて御覧候へかし」〈太平記・三三〉 2 相手の心を試す。「おのおのの御心どもを—・き奉らんとてこそ申したれ」〈平家・七〉
かな‐ぶつ【金仏】
1 金属製の仏像。かなぼとけ。 2 感情の乏しい人のたとえ。「木仏—石ぼとけ」
かな‐ぶん【金蚉】
コガネムシ科の昆虫。体長約2.5センチ、体は楕円形で平たく、銅色・緑色・赤銅色などで光沢がある。日中に飛び、クヌギなどの樹液や腐った果実に集まる。日本・中国・朝鮮半島に分布。かなぶんぶん。かねぶ...
かな‐ぶんぶん【金蚉蚉】
カナブンの別名。
かな‐へび【金蛇/蛇舅母】
有鱗(ゆうりん)目カナヘビ科のトカゲ。草地などにみられ、体長約20センチで、尾がその3分の2を占める。体は暗灰褐色で、黒の帯状斑紋があり、腹は白または淡黄色。日本特産。かなちょろ。日本かなへび。
かな‐べら【金篦】
1 金属製のへら。 2 こて。