ちゃ‐がま【茶釜】
茶の湯または茶を煮出すのに使う釜。多く鉄製で、上部がつぼまって口が狭い。胴のまわりに、鍔(つば)(羽)のある羽釜(はがま)や細い1本の筋目のついた羽落(はお)ちの釜などがある。
ちゃ‐とう【茶鐺】
1 茶釜(ちゃがま)。 2 青銅製または黄銅製の器で、湯を沸かすのに用いるもの。鑵子(かんす)。
ちゃ‐びしゃく【茶柄杓】
茶道具の一。釜(かま)から湯をくみとるときに用いる竹製の小さい柄杓。
ちゃ‐びん【茶瓶】
1 茶を煎(せん)じ出すのに用いるやかん。また、その代用にする釜(かま)や土瓶。 2 江戸時代、武家の奥方などが遊山に出るとき、茶弁当を入れて持ち運んだ具。また、それを携えて供をした男。 3 「...
ちゃ‐ろ【茶炉】
茶をたてるときに、釜(かま)をかける炉。
ちゅうおう【中央】
山梨県中部にある市。甲府盆地の南部に位置し西端を釜無川が、中部を笛吹川が流れる。トウモロコシ、ナス、トマトなどの栽培が盛ん。平成18年(2006)2月に豊富村・玉穂町・田富町が合併して成立。人口...
ちょうしゅう‐ぶろ【長州風呂】
円筒形の鋳鉄の釜の周囲を、耐火煉瓦(れんが)・コンクリート・漆喰(しっくい)などで固めて据え付けにした風呂。五右衛門風呂ともいう。
ちょうじ‐ぶろ【丁子風炉】
香炉に似た金属製または陶器製の風炉。これに釜(かま)をかけ、チョウジを煎(せん)じて香気を発散させる。防臭・防湿に用いた。
ちん‐からり
焜炉(こんろ)の一種。琉球産という。ちんから。「—に羽釜ひとつの楽しみ」〈浮・一代男・四〉
ちん‐ちん
[副] 1 鉄瓶などの湯の煮えたぎる音を表す語。「炉の茶釜が—(と)音を立てる」 2 鐘など、硬いものが発する音を表す語。「ベルが—(と)鳴る」