つむ【錘/紡錘】
1 糸巻きなどの心棒。 2 糸をつむぐ機械の付属品。鉄製の太い針状の棒で、回転して糸を巻き取ると同時に縒(よ)りをかける働きをする。ぼうすい。すい。
つめ‐ひらき【詰(め)開き】
1 かけひき。談判。「—の演説(せりふ)」〈魯文・安愚楽鍋〉 2 貴人の前から退出する際、左か右へからだを回して立つこと。〈貞丈雑記〉 3 出所進退。「息を継ぎて、礼義のべ、諸事の—見るさへ武士...
つよごし‐がいこう【強腰外交】
外交交渉で、自国の方針を強硬に主張し、妥協の余地はないとする対応の仕方をいう。→弱腰外交
つり‐あが・る【釣(り)上(が)る/吊り上(が)る】
[動ラ五(四)] 1 物がつられて上へあがる。「建材とともに道具まで—・る」 2 (釣り上がる)釣り針で釣られて引きあげられる。「大魚が—・る」 3 ひきつったように上へあがる。「怒って目が—・る」
つり‐あ・げる【釣(り)上げる/吊り上げる】
[動ガ下一][文]つりあ・ぐ[ガ下二] 1 物をつって上へあげる。「クレーンで資材を—・げる」 2 (釣り上げる)魚を釣り針で釣って引きあげる。「かつおを—・げる」 3 ひきつったように上へあげ...
つりおんな【釣女】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。河竹黙阿弥作詞、6世岸沢古式部作曲。明治16年(1883)常磐津・岸沢両派の和解の披露曲として初演奏。同34年東京座で「戎詣恋釣針(えびすもうでこいのつりばり)」...
つり‐どうぐ【釣(り)道具】
魚釣りに必要な道具。釣り竿(ざお)・釣り針・釣り糸など。釣り具。
つり‐なわ【釣(り)縄/吊り縄】
1 物をつるすのに用いる縄。「城のうちより、四方の屏の—を一度に切って落したりける間」〈太平記・三〉 2 魚を釣るために、釣り針をつけて川や海の中に長く伸ばしておく縄。「伊勢の海のあまの—打ちは...
つりばり【釣針】
狂言。主人と太郎冠者が西宮の戎(えびす)神社に参詣し、妻を得られるよう祈願すると、夢のお告げによって釣り針を授かる。主人には美女がかかるが、太郎冠者が釣ると醜女なので逃げだす。
つり‐ばり【釣(り)針/釣り鉤】
魚を釣るときに用いる先の曲がった針。鉤(はり)。