釣(つ)り合(あ)わぬは不縁(ふえん)の基(もと)
身分のつりあわない男女の結婚はうまくいかず、離縁などをすることが多いということ。
つり‐あんどん【釣(り)行灯/吊り行灯】
商家の店先などにつり下げた行灯。竹で大きく輪形をつくり、すげ笠のように縦に骨を組んで紙を張ったもの。つりあんどう。
つり‐いと【釣(り)糸】
魚を釣るのに用いる糸。てぐす・絹・麻・馬素(ばす)(馬の尾の毛)などが用いられたが、現在はナイロンやテトロンなどの合成繊維が使用されている。「—を垂れる」
つり‐え【釣(り)餌】
魚釣りに用いるえさ。つりえさ。
つり‐えさ【釣(り)餌】
「つりえ」に同じ。
つり‐えだ【釣(り)枝/吊り枝】
歌舞伎の大道具の一。舞台前方の上部から、作り物の木の枝や花を横1列に並べてつり下げたもの。
釣(つ)り落(お)とした魚(さかな)は大(おお)きい
「逃がした魚は大きい」に同じ。
つり‐おと・す【釣(り)落(と)す】
[動サ五(四)] 魚を釣り上げる途中で落とす。「大物を—・す」
つり‐おまえ【釣り御前】
掛け軸に仕立て上げた絵像の持仏。
つり‐かえ【釣(り)替え】
《「つりがえ」とも》とりかえること。交換。「金子(かね)と—でなければ議案を通さないという暴利屋(ぼりや)だから」〈魯庵・社会百面相〉