つり‐ごうし【釣(り)格子】
家の外側に突出した格子窓。出格子(でごうし)。
つり‐さが・る【釣(り)下(が)る/吊り下(が)る】
[動ラ五(四)]つりさげた状態になる。「軒に風鈴が—・っている」
つり‐さ・げる【釣(り)下げる/吊り下げる】
[動ガ下一][文]つりさ・ぐ[ガ下二]つるして下げる。ぶらさげる。つるす。「軒に提灯(ちょうちん)を—・げる」
つり‐さつ【釣(り)札】
釣り銭として受け取る紙幣。→釣り銭
つり‐ざお【釣り竿】
魚釣りに用いる竿。竹・グラスファイバー・カーボンファイバーなどで作る。継ぎ竿・延べ竿など。竿。
つり‐し【釣(り)師】
趣味として釣りを楽しむ人。釣り人。
つり‐しのぶ【釣(り)忍】
シノブの根茎を舟の形や井桁(いげた)に作り、夏、涼味を添えるため軒先につるもの。《季 夏》「水かけて夜にしたりけり—/一茶」
つり‐せいろう【吊り井楼】
戦陣で用いた井楼の一。滑車で上下する箱に人を入れてつり上げ、敵情を偵察したもの。
つり‐せん【釣(り)銭】
代価より高額の貨幣で支払ったときに戻される差額の金銭。紙幣の場合は釣り札(さつ)ともいう。おつり。つり。
つりせん‐さぎ【釣(り)銭詐欺】
釣り銭を実際よりも多くだまし取ること。すでに受け取った釣り銭を隠し、まだ受け取っていないように見せかけて二重に取るなどの手口がある。