てっぽう‐まき【鉄砲巻(き)】
干瓢(かんぴょう)を芯(しん)にした細い海苔(のり)巻き。鉄砲の砲身に似るところからいう。
てっぽう‐みず【鉄砲水】
山崩れでせき止められた水や、集中豪雨による増水などが、一時に激しく流れ下るもの。
てっぽう‐みせ【鉄砲見世/鉄砲店】
1 鉄砲などの火器を売る店。 2 江戸新吉原のおはぐろどぶに沿って並んでいた最下級の遊女屋。また、そこの遊女。また、一般に各地の下級の遊女のこと。
てっぽう‐むし【鉄砲虫】
カミキリムシやタマムシの幼虫。木に穴をあけ、中に鉄砲玉のように入っている。《季 夏》
てっぽう‐やき【鉄砲焼(き)】
料理の一。魚や鳥の肉にとうがらし味噌を塗って焼いたもの。
てっぽう‐ゆり【鉄砲百合】
ユリ科の多年草。高さ0.5〜1メートル。葉は長楕円形。初夏、白色で香りのあるらっぱ状の花が横向きに咲く。屋久島、沖縄諸島に自生。観賞用に栽培もされ、切り花とする。ためともゆり。《季 夏》「人のご...
てつ【鉄】
1 鉄族元素の一。地球上でアルミニウムに次いで多く、赤鉄鉱・磁鉄鉱・褐鉄鉱・砂鉄などとして産出。純鉄は銀白色で光沢があり、延性・展性に富み、強磁性をもつ。空気中ではさびやすい。少量の炭素その他を...
てつ【鉄〔鐵〕】
[音]テツ(漢) [訓]くろがね [学習漢字]3年 1 金属元素の一。くろがね。「鉄筋・鉄鋼・鉄道・鉄板・鉄砲/鋼鉄・砂鉄・製鉄・銑鉄・蹄鉄(ていてつ)・錬鉄」 2 武器。「鉄血/寸鉄・尺鉄(せ...
てつ‐あれい【鉄亜鈴】
トレーニング用具の一。鋳鉄で作った亜鈴。主に上半身の筋肉強化に使う。
てつ‐あん【鉄案】
動かしがたい決定案。確固とした意見。断案。