かたん‐ちゅうてつ【可鍛鋳鉄】
白鋳鉄を加熱処理して、炭素を除いたりセメンタイトを黒鉛化させたりし、可鍛性をもつようにした鋳鉄。
かわ‐がね【皮鉄/皮金】
日本刀で、刀身の中心に入れる柔軟な芯鉄(しんがね)を外側から包む鉄。よく鍛えた炭素鋼を用いる。
かんげん‐てつ【還元鉄】
酸化鉄や鉄塩を水素などで還元して作った灰黒色の粉末状の鉄。きわめて酸化されやすく、触媒や貧血症の薬に用いる。
がい‐てつ【街鉄】
東京市街鉄道株式会社の略称。明治36年(1903)設立、明治39年(1906)東京電車鉄道・東京電気鉄道と合併して東京鉄道株式会社となる。明治44年(1911)東京市電気局(現東京都交通局)に買...
きゅうじょうこくえん‐ちゅうてつ【球状黒鉛鋳鉄】
⇒ダクタイル鋳鉄
きょうじせい‐ちっかてつ【強磁性窒化鉄】
強磁性を示す窒化鉄からなる磁石材料。粉末として単離・精製することが困難だったが、平成23年(2011)、東北大学、戸田工業などによる研究グループが初めて合成手法を確立。安定供給に懸念が残るレアア...
きょう‐てつ【鏡鉄】
⇒鏡銑(かがみせん)
きん‐てつ【金鉄】
1 金と鉄。また、金属。 2 堅固で、容易にくずれないことのたとえ。「—の誓い」
ぎょう‐てつ【撓鉄】
鉄を撓(たわ)める(曲げる)こと。特に、造船業において鋼板を曲げること、またその技能についていう。平たい鋼板を焼いてさまざまな曲がり形状にし、船首・船尾などの曲面に張り合わせる。
くさ‐そてつ【草蘇鉄】
コウヤワラビ科の多年生のシダ。山野の林中に生える。葉は根元から群がって出て長さ約1メートルになり、羽状に深く裂けている。春に出るぜんまい状の若葉は食用。雁足(がんそく)。こごみ。こごめ。