しんせき‐げんそ【親石元素】
地球化学的な元素分配における元素の分類の一。地表を形成する珪酸塩に富む液相に集まり、酸素と容易に結合する性質をもつ。アルカリ金属元素、アルカリ土類金属元素、希土類元素、ハロゲン族元素、硼素、アル...
しんてつ‐げんそ【親鉄元素】
地球化学的な元素分配における元素の分類の一。地球の最深部である内核および外核の鉄に富む液相に集まり、酸素や硫黄と結合しにくいもの。鉄、コバルト、ニッケル、モリブデン、白金、金、錫など。ノルウェー...
しんどう‐げんそ【親銅元素】
地球化学的な元素分配における元素の分類の一。銅、銀、亜鉛、カドミウム、水銀などをさし、硫化物の鉱床に集まる性質がある。ノルウェーの鉱物学者V=ゴルトシュミットが提唱。→親石元素 →親鉄元素
じ【磁】
[音]ジ(呉) [学習漢字]6年 1 鉄を引きつける鉱物。「磁気・磁石・磁場(じば)・磁力/電磁波」 2 堅い焼き物。「磁器/青磁」
ジェー‐オー‐ジー‐エム‐イー‐シー【JOGMEC】
《Japan Organization for Metals and Energy Security》⇒エネルギー・金属鉱物資源機構
じき‐コンデンサー【磁器コンデンサー】
酸化チタンやチタン酸バリウムなどの鉱物質に、金属を焼き付けたセラミックを誘電体としたコンデンサー。高周波回路・高圧回路に使用。セラミックコンデンサー。
じき‐ぶんり【磁気分離】
物質それぞれがもつ磁力の違いを利用して、鉱物粒子などを選別すること。鉄分の除去・回収などに利用。
じ‐けい【自形】
火成岩中の鉱物の形で、鉱物固有の結晶面の発達しているもの。→他形
じ‐しょく【自色】
ある鉱物に固有の色。不純物で着色されていない色。→他色
じ‐てっこう【磁鉄鉱】
鉄の酸化物からなる鉱物。黒色で光沢があり、強い磁性をもつ。等軸晶系。多くの火成岩に副成分鉱物として含まれ、接触交代鉱床・砂鉱床などに産する。主要な鉄鉱石。マグネタイト。