かっ‐てっこう【褐鉄鉱】
鉄の水酸化物を主成分とする鉱物。黄褐色で、鈍い光沢がある。時には鉱床を形成し、鉄鉱石として採掘される。リモナイト。
カドミウム【cadmium】
亜鉛族元素の一。単体は青みを帯びた銀白色の軟らかい金属。亜鉛鉱物中に少量含まれて産出。塩(えん)および蒸気は有毒。易融合金・めっきに用い、また中性子をよく吸収するので原子炉の制御材に利用。元素記...
カラチャイ‐チェルケス【Karachaevo-Cherkesiya/(英)Karachay Cherkess】
ロシア連邦にある22の共和国の一。カフカス山脈西部北麓に位置する。基幹民族はイスラム教徒のカラチャイ人とチェルケス人だが、ロシア系も多い。鉱物資源が豊富。首都はチェルケースク。
カリウム‐アルゴンほう【カリウムアルゴン法】
放射年代測定の一。鉱物中に含まれるカリウムの放射性同位体と、その崩壊によって生成するアルゴンとの量比から、鉱物が生成した年代を算出する。大気中のアルゴンが混入する場合、測定に大きな誤差が生じる。...
カリ‐がんえん【カリ岩塩】
塩化カリウムの鉱物名。ふつう岩塩とともに産出する。シルビン。
カルコゲン【chalcogens】
《鉱物を生じる元素の意》酸素族元素である酸素・硫黄・セレン・テルル・ポロニウム・リバモリウムの六つの元素の総称。周期表第16族に含まれる。第16族元素。
カレミー【Kalemie】
コンゴ民主共和国東部の都市。旧称アルベールビル。タンガニーカ湖から流出するルクガ川の河口に位置する。19世紀末、ベルギーにより港が建設され、鉱物などの水上輸送の拠点として発展した。カレミエ。
かん‐せき【缶石】
ボイラーの内壁に水に含まれていた鉱物質が固着して残ったもの。缶滓(かんし)。
かんらん‐せき【橄欖石】
鉄・マグネシウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。黄緑色で、ふつう短柱状の結晶をなす。斜方晶系。塩基性および超塩基性岩の主要な造岩鉱物。特に高品質のものは、ペリドットとよばれて宝石となる。オリビン。
カーナライト【carnallite】
カリウムとマグネシウムの塩化物を主成分とする鉱物。無色、斜方晶系結晶。塩化カリウムの原料。カーナル石。