つぼやき‐ほう【壺焼(き)法】
鉱石の精錬法の一。粉末状の鉱石を壺または鍋形の鉄製の炉に入れ、空気を送って燃焼溶解させたのち固まらせる方法。
てっ‐こう【鉄鉱】
鉄を含む鉱石。磁鉄鉱・赤鉄鉱・褐鉄鉱など。鉄鉱石。
てつ‐じゅうせき【鉄重石】
鉄のタングステン酸塩鉱物。亜金属光沢をもつ黒色板状の結晶。単斜晶系。タングステンの重要な鉱石。
てつマンガン‐じゅうせき【鉄マンガン重石】
鉄とマンガンとのタングステン酸塩鉱物。黒色で亜金属光沢があり、もろい。結晶は板状・柱状。単斜晶系。タングステンの重要な鉱石。鉄満重石。
でい‐こう【泥鉱】
泥状の鉱石。岩石状の鉱石に対していう。
デュランゴ【Durango】
米国コロラド州南西部の町。ロッキー山脈中のサンフアン山脈の谷間に位置する。19世紀後半に金・銀の採掘で発展。鉱石を積み出すためにシルバートンとの間に引かれた鉄道は、現在蒸気機関車が走る観光鉄道に...
とうた‐ばん【淘汰盤】
鉱物を比重の差を利用して選別する盤状の器具。多数の浅い溝または桟がついていて、微粉にした鉱石を水流とともに流して選別する。
トマシュフ‐マゾビエツキ【Tomaszów Mazowiecki】
ポーランド中央部の都市。ウッジの南東約50キロメートル、ビスワ川の支流ピリツァ川沿いに位置する。近隣で鉄鉱石を産し、19世紀に製鉄業が興った。ウージ工業地帯の代表的な工業都市で、19世紀半ばから...
トランスバール【Transvaal】
南アフリカ共和国南西部にあった州。州都プレトリア。世界有数の鉱石の産地で、金・ウラン・ダイヤモンドなどを産出。19世紀にボーア人が移住し、1852年にトランスバール共和国を建てた地。1993年に...
とりがた‐ういち【鳥潟右一】
[1883〜1923]通信工学者。秋田の生まれ。逓信技師。日本の無線電信電話の技術を世界的水準に高め、鉱石検波器などを完成。