あら‐ぶき【荒吹き】
日本固有の銅製錬法で、銅鉱石を溶解して硫化物のまじった銅の鈹(かわ)を製する工程。
アルザス‐ロレーヌ【Alsace-Lorraine】
フランス北東部、グラン‐エスト地方のうち、ドイツ系住民が多いバ‐ラン県・オー‐ラン県(旧アルザス地方)とモーゼル県(旧ロレーヌ地方)をまとめた呼び名。鉄鉱石を産する。仏独間の歴史的係争地で、第二...
アルジェリア【Algeria】
アフリカ北西部、地中海に面する国。正称、アルジェリア民主人民共和国。首都アルジェ。地中海沿岸では農業・工業が、サハラ砂漠地方では鉄鉱石・天然ガス・石油の採掘が盛ん。フランス領から1962年に独立...
あわせ‐ぶき【合(わ)せ吹き】
金や銀を含む銅鉱石あるいは粗銅に鉛を溶かし入れること。金銀を鉛に含ませて取り出す方法。
アンガウル‐とう【アンガウル島】
《Angaur》パラオ南部の島。パラオ諸島南端、コロール島の南西約60キロメートルに位置する。東西約3キロメートル、南北約4キロメートルの隆起サンゴ礁の島で、かつてリン鉱石を産した。太平洋戦争の...
アンゴラ【Angola】
アフリカ南西部の国。正称、アンゴラ共和国。コンゴ川河口の北岸に飛び地をもつ。首都ルアンダ。コーヒー・ダイヤモンド・鉄鉱石を産する。1575年以来ポルトガルの植民地であったが、1975年独立。人口...
あんぜん‐こうちゅう【安全鉱柱】
採掘によって陥没や地盤沈下などが生じそうな所を、採掘しないで柱状に残した鉱石。保安鉱柱。
アンチモン【(ドイツ)Antimon】
窒素族元素の一。普通は銀白色の光沢ある金属。黄色・黒色の同素体があり、非金属的性質を示す。主要鉱石は輝安鉱。単体・化合物とも有毒。活字合金・半導体材料などに利用。元素記号Sb 原子番号51。原子...
アンナバ【Annaba】
アルジェリア北東部の都市。旧称ボーヌ。地中海に面し、チュニジアとの国境近くに位置する。交通の要地で、フランス植民地時代より農産物や鉄鉱石の積出港として栄えた。商工業が盛ん。フェニキア時代に起源し...
イェケパ【Yekepa】
リベリア北東部の町。内陸部のニンバ山にある鉄鉱石採掘のために建設。米国とスウェーデン資本による鉄鉱会社が開発を進め、大西洋岸の港町ブキャナンとの間に鉄道が敷設された。リベリア内戦で大きな被害を受...