あさひ‐かまぼこ【朝日蒲鉾】
上面を食紅で染めたかまぼこ。
あま‐の‐さかほこ【天の逆鉾】
「天の瓊矛(ぬほこ)」の後世の呼び名。
いたつき‐かまぼこ【板付き蒲鉾】
小板に盛りつけて蒸すか焼くかして作ったかまぼこ。
えん‐ぶ【振鉾/厭舞】
《厭(まじない)の舞の意》雅楽の曲名。舞楽の始めに邪気を払い悪魔を抑え鎮めるために、左右各一人の舞人が鉾(ほこ)を持って舞う曲。えぶ。
かさ‐ぼこ【傘鉾/笠鉾】
祭礼の飾り物で、大きな傘の上に鉾・なぎなた・造花などを飾りつけたもの。
かま‐ぼこ【蒲鉾】
1 白身の魚のすり身に調味料を加えて練り、蒸し煮あるいはあぶり焼きした食品。長方形の板に材料を半月形に盛り上げる板付きかまぼことすることが多いが、板を用いないものもある。古くは細い竹を芯にして筒...
こまぼこ【狛鉾/高麗鉾】
雅楽。高麗楽(こまがく)。高麗壱越(こまいちこつ)調の中曲。舞は四人または二人舞で、高麗の貢船の船棹(ふなざお)の操作をうつしたという。花釣楽。
さか‐ほこ【逆鉾/逆矛】
1 《「天(あま)の逆鉾」の略》「天(あま)の瓊矛(ぬほこ)」に同じ。 2 《1になぞらえて》宮崎県の霧島山頂に逆さに立ててある約3メートルほどのほこ。
ささ‐かまぼこ【笹蒲鉾】
笹の葉の形に似せて作ったかまぼこ。仙台地方の名産。ささかま。
すじ‐かまぼこ【筋蒲鉾】
魚の筋や皮、中落ちなどで作ったかまぼこ。おでんだねなどに用いる。