せい‐どう【青銅】
1 銅と錫(すず)との合金。また広く、銅合金。一般に加工が容易で、耐食性にすぐれ、古来、美術品や貨幣の鋳造などに使用。用途によって錫の量が加減され、機械部品に用いる砲金、寺院の鐘に用いる鐘青銅な...
そ‐どう【粗銅】
乾式精錬で、銅の原鉱を溶鉱炉で熱して硫化銅(Ⅰ)の鈹(かわ)を作り、これを転炉に入れて酸化・遊離させた半製品の銅。
タフピッチ‐どう【タフピッチ銅】
電解精錬によって得られる電気銅を溶融し、さらに精製した銅。酸素を0.02〜0.05パーセント含む純度99.9パーセント程度の銅をさす。導電性、展延性に富み、強度が高い。TPC(tough pit...
たん‐どう【丹銅】
亜鉛分が3〜20パーセントの黄銅。赤みを帯び、軟らかい。仏具・建築の材料にする。
でんかい‐どう【電解銅】
⇒電気銅
でんき‐どう【電気銅】
電気精錬によって得られる高純度の銅。熱および電気の伝導率、圧延性にすぐれ、電線材や箔(はく)などに用いる。電解銅。
どう【銅】
銅族元素の一。単体は光沢のある赤色の金属。展延性に富み、熱・電気の良導体。湿った空気中では緑青(ろくしょう)を生じる。自然銅や黄銅鉱・輝銅鉱などとして産出。黄銅・青銅などの合金や電線・貨幣など、...
どう【銅】
[音]ドウ(慣) [訓]あかがね [学習漢字]5年 1 金属元素の一。あかがね。「銅器・銅像・銅板/赤銅(しゃくどう)・青銅・白銅・分銅」 2 銅貨。「銅臭」 [名のり]かね [難読]銅鈸(どう...
ドン【(ベトナム)dong】
ベトナムの通貨単位。 [補説]「銅」とも書く。
ニッケル‐どう【ニッケル銅】
ニッケル20パーセントと銅80パーセントの合金。加工性がよく、耐食性も大。貨幣などに利用。白銅。