しょう【銷】
[音]ショウ(セウ)(呉)(漢) 1 金属をとかす。とける。「銷金」 2 消える。消す。「銷夏・銷却」
しょう‐か【消夏/銷夏】
夏の暑さをしのぐこと。「—法」
しょう‐きゃく【消却/銷却】
[名](スル) 1 消してなくすこと。消去。「名簿から名前を—する」 2 使ってなくすこと。消費。「半年で予算を—する」 3 借金などを返すこと。「負債を一年で—する」
しょう‐きん【銷金】
1 金属を溶かすこと。また、溶かした金属。 2 金銭を浪費すること。
しょう‐けん【消遣/銷遣】
[名](スル)心の憂さを消し去ること。うさばらし。「—の具」
しょう‐こん【消魂/銷魂】
1 驚きや悲しみのあまり、気力を失うこと。「彼(かの)—も、此(この)怨恨も」〈蘆花・不如帰〉 2 我を忘れて物事にふけること。
しょう‐しつ【消失/銷失】
[名](スル)物が消えてなくなること。また、今まで有効だったものが、その効力などを失うこと。「権利が—する」
しょうしつていせい‐ふごう【消失訂正符号】
デジタルデータの送受信や記憶媒体への書き込みに際し、データの一部が消失したときに元のデータを自動的に復元するため、冗長性をもたせた符号。あらかじめ本体のデータに付与される。→誤り訂正符号
しょうしつ‐てん【消失点】
遠近法や透視図法における、平行な直線群が集まる点。バニシングポイント。
しょう‐しょ【消暑/銷暑】
暑気を取り除くこと。暑さしのぎ。消夏。「—法」