かまくら‐やき【鎌倉焼(き)】
鎌倉海老(イセエビ)を殻のまま塩焼きにしたもの。
かまくら‐やま【鎌倉山】
神奈川県鎌倉市周辺の山。[歌枕]「薪伐(たきぎこ)る—の木垂(こだ)る木をまつと汝が言はば恋ひつつやあらむ」〈万・三四三三〉
かまくら‐よう【鎌倉様】
鎌倉の武士やその婦女子の間に広まっていた風俗の様式。「爪、髪の切り様は—候ふな」〈幸若・堀川〉
かま‐ささげ【鎌豇豆】
インゲンマメの別名。さやが鎌状をしているのでいう。
かま‐じゅうもんじ【鎌十文字】
穂先の両側に鎌状の枝のついている槍(やり)。両鎌槍。
かまじょうせっけっきゅう‐しょう【鎌状赤血球症】
⇒鎌状赤血球貧血症
かまじょうせっけっきゅう‐ひんけつしょう【鎌状赤血球貧血症】
赤血球が細長く鎌形(三日月型)に変形し、溶血しやすくなって貧血を起こす病気。遺伝性で、アフリカに多い。同遺伝子の保因者はマラリアに対する耐性をもつことで知られる。鎌状赤血球症。鎌形赤血球貧血症。
かま‐つか【鎌柄】
1 鎌の柄(え)。 2 ㋐《材を鎌の柄にするところから》バラ科のウシコロシの別名。 ㋑ツユクサの別名。 ㋒ハゲイトウの別名。《季 秋》 3 コイ科の淡水魚。川などの砂底にすむ。全長約20センチで...
かま‐つぎ【鎌継】
一方の木材に端部の広がった突起を作り、他方の木材にはめ込む継ぎ手。土台・桁(けた)・母屋(もや)など主として引っ張りを受ける水平材に用いる。鎌。
かま‐ばら【鎌腹】
鎌で腹を切って死ぬこと。 [補説]狂言の曲名別項。→鎌腹