ぐみょう‐じ【弘明寺】
横浜市南区にある高野山真言宗の寺。山号は瑞応山。創建は、天平年間(729〜749)行基、弘仁年間(810〜824)空海とも伝える。鎌倉幕府歴代武将の祈願所。坂東三十三所第14番札所。
けいきゅう‐いん【桂宮院】
京都市右京区にある広隆寺の奥の院。単層で檜皮葺(ひわだぶ)きの八角円堂。本堂は鎌倉時代の建築で国宝。けいぐういん。
けい‐し【家司】
《「けし」の音変化》 1 親王家・内親王家・摂関家および三位以上の家に置かれ、家政をつかさどった職。いえづかさ。 2 鎌倉・室町幕府の政所(まんどころ)に置かれた職員。
けい‐は【慶派】
平安末期から江戸時代に至る仏師の一派。鎌倉時代に康慶・運慶・湛慶(たんけい)・快慶など、慶のつく名の仏師が輩出したことからの名称。七条仏所を形成し、造仏界の主流をなした。
けごんえんぎ【華厳縁起】
鎌倉前期の絵巻。6巻。新羅(しらぎ)の華厳宗の開祖元暁(げんぎょう)・義湘(ぎしょう)両大師の伝記を描いたもの。華厳宗祖師絵伝。
け‐まり【蹴鞠】
1 けって遊ぶのに用いる鹿革製のまり。 2 古代以来、貴族の間で行われた屋外遊戯。数人が革沓(かわぐつ)を履き、鹿革製の鞠を落とさないように、足の甲でけって受け渡しする。ふつう、鞠壺(まりつぼ)...
けわいざか【化粧坂】
鎌倉市北西部にある坂。葛原からくる急坂で、鎌倉七口の一。
けんえい【建永】
鎌倉初期、土御門(つちみかど)天皇の時の年号。1206年4月27日〜1207年10月25日。
けんきゅう【建久】
鎌倉初期、後鳥羽天皇・土御門(つちみかど)天皇の時の年号。1190年4月11日〜1199年4月27日。
けん‐ぎょう【検校/撿挍】
1 物事を調べただすこと。また、その職。 2 社寺で、事務を監督する職。また、一寺の上位者で衆僧を監督する者。 3 荘園の役人の一。平安・鎌倉時代に置かれた。 4 室町時代以降、盲人に与えられた...