けんげん【乾元】
鎌倉後期、後二条天皇の時の年号。1302年11月21日〜1303年8月5日。
けんじ【建治】
鎌倉中期、後宇多(ごうだ)天皇の時の年号。1275年4月25日〜1278年2月29日。
けん‐ちゅう【検注】
鎌倉・室町時代、荘園領主や国司が、所領の年貢徴収の基準を定めるために、検注使を遣わして田畑の面積や作物の出来ぐあいなどを調査させたこと。
けんちょう【建長】
鎌倉中期、後深草天皇の時の年号。1249年3月18日〜1256年10月5日。
けんちょう‐じ【建長寺】
神奈川県鎌倉市山ノ内にある臨済宗建長寺派の本山。山号は巨福山(こふくざん)。開創は建長5年(1253)、開基は北条時頼、開山は蘭渓道隆(らんけいどうりゅう)。鎌倉五山の第一位。国宝の梵鐘・道隆画...
けんちょうじ‐ぶね【建長寺船】
火災で焼失した建長寺の再建費用を得るため、鎌倉幕府の公認により正中2年(1325)元に渡航した貿易船。
けんにん【建仁】
鎌倉初期、土御門(つちみかど)天皇の時の年号。1201年2月13日〜1204年2月20日。
けんにんじ‐りゅう【建仁寺流】
中国風の系統を引いた建築流派。鎌倉時代、栄西が中国に工匠飛騨守を伴って渡り、洛陽郊外の白馬寺の構造を学ばせ、帰国後、その様式によって建仁寺を建立したことによる。
けんぽう【建保】
鎌倉初期、順徳天皇の時の年号。1213年12月6日〜1219年4月12日。けんぽ。
けんむ‐の‐ちゅうこう【建武の中興】
元弘3年=正慶2年(1333)、後醍醐天皇が鎌倉幕府を倒して京都に還幸し、天皇親政を復活したこと。翌年建武と改元して公家一統の政治を図ったが、足利尊氏(あしかがたかうじ)の離反にあい、2年半で崩...