かがみ‐だい【鏡鯛】
マトウダイ科の海水魚。全長約50センチ。体は卵形で側扁が著しく、うろこはない。背びれの棘条(きょくじょう)間の皮膜が糸状に伸びている。体色は青みを帯びた銀白色。南日本に産し、主に練り製品の原料と...
かがみつくり‐べ【鏡作部】
律令制以前、朝廷や豪族に属して鏡を製作した部民(べみん)。律令制では雑工戸(ざっこうこ)がこれを担当した。
かがみ‐てんじょう【鏡天井】
格縁(ごうぶち)などをもたず、鏡のように平面に板を張って仕上げた天井。禅宗様建築に多くみられる。
かがみ‐とぎ【鏡磨ぎ】
金属性の鏡をみがいて曇りをとり、光沢を出すこと。また、それを職業とする者。
かがみ‐ど【鏡戸】
枠の中に一枚板をはめ込んだ戸。
かがみ‐なす【鏡なす】
[枕] 1 古代の貴重品である鏡のように大切に思うの意から、「思ふ」にかかる。「—我(あ)が思ふ妹(いも)もありといはばこそ」〈万・三二六三〉 2 鏡を見るように見るの意から、「見る」およびそれ...
かがみ‐ぬき【鏡抜き】
鏡4を抜くこと。祝宴などで、酒樽のふたを槌(つち)などで割り開くこと。鏡開き。鏡割り。
かがみ‐の‐かいろう【鏡の回廊】
ベルサイユ宮殿の2階にある、庭園に面した大きな回廊。長さ73メートル、幅10.5メートル、高さ12.3メートル。庭園側に17枚のアーチ型の窓があり、対向する壁面に、合計375枚の鏡で装飾された、...
かがみのくにのアリス【鏡の国のアリス】
《原題Through the Looking-Glass and What Alice Found There》キャロルの童話。1871年刊。「不思議の国のアリス」の続編。鏡を通り抜けた少女アリ...
かがみのなかのかがみ【鏡の中の鏡】
《原題、(ドイツ)Der Spiegel im Spiegel》ドイツの児童文学者、エンデによる大人向けの短編小説集。1984年刊行。