ちょうしょう【朝妝】
黒田清輝の絵画。カンバスに油彩。欧州留学中の明治26年(1893)、フランスのソシエテナショナル‐デ‐ボザールに出品、日本人として初入選を果たした作品。鏡の前で身支度をする西洋人の裸婦を描いたも...
ちょう‐じょう【牒状】
1 順番に回して用件を伝える書状。まわしぶみ。回文。回状。「山(=比叡山)へも奈良(=興福寺)へも—をこそ送りけれ」〈平家・四〉 2 国から国への書状。国書。「この度は、いと苦々しう、—とかや持...
ちょうてんかん‐きょり【頂点間距離】
1 眼鏡のレンズの後面から角膜頂点までの距離。VD(vertex distance)。 2 コンピューターネットワークで2つのノード(頂点)を結ぶ最短経路の長さ。ノード間距離。平均頂点間距離。
ちょうはく‐せっぺん【超薄切片】
透過型電子顕微鏡で観察するため、極めて薄い切片にした試料。ふつう、ダイヤモンドナイフなどの高硬度の刃先を備えたウルトラミクロトームを用いて作製する。光学顕微鏡の場合は数マイクロメートル、電子顕微...
ちょう‐らく【凋落】
[名](スル) 1 花や葉がしぼんで落ちること。「—の秋」 2 おちぶれること。落魄。「一家が—する」 3 容色などが衰えること。「鏡の中には、もう—し尽くした女が映っていた」〈藤村・家〉 4 ...
ちょっぽり
[副] 1 小さくこぢんまりとしているさま。「古い帽子を—戴いて出た」〈長塚・土〉 2 「ちょっぴり」に同じ。「この煙草は…狼(おい)の川原とやら。—のんで見なませんか」〈洒・阿蘭陀鏡〉
チョンジン【清津】
朝鮮民主主義人民共和国の北東部、咸鏡北道の工業都市。道庁所在地。日本海に面し、貿易港。製鉄・製鋼が盛ん。せいしん。
ちよのやま‐まさのぶ【千代の山雅信】
[1926〜1977]力士。第41代横綱。北海道出身。本名、杉村昌治。突っ張りを得意とし、優勝6回。引退後、年寄九重(ここのえ)として出羽海部屋から独立。→第40代横綱東富士 →第42代横綱鏡里
ちり‐ぼ・う【散りぼふ】
[動ハ四] 1 散らばる。散り乱れる。「昼の蔦の葉の—・いたるを」〈増鏡・さしぐし〉 2 離散する。また、落ちぶれさまよう。「京より—・ひ来たるなどを」〈源・玉鬘〉
つい・いる【つい居る】
[動ア上一][文][ワ上一] 1 ひざをつく。ひざをついてすわる。「権右衛門は芝生の上に—・居た」〈鴎外・阿部一族〉 2 かしこまってすわる。「証誠殿(せうじゃうでん)の御前に—・ゐ給ひつつ」〈...