なま‐ふごう【生不合】
[形動ナリ]ちょっと金に困っているさま。暮らしが余り楽でないさま。「大学の衆どもの—にいましかりしを」〈大鏡・時平〉
なま‐みや【生宮】
宮という名だけの、不遇な皇族。「都におはします—たちの」〈増鏡・さしぐし〉
ナンシーグレースローマン‐うちゅうぼうえんきょう【ナンシーグレースローマン宇宙望遠鏡】
《Nancy Grace Roman Space Telescope》NASA(ナサ)(米航空宇宙局)の宇宙望遠鏡。名称はハッブル宇宙望遠鏡計画を推進した天文学者ナンシー=グレース=ローマンにち...
なん‐じゅう【難渋】
[名・形動](スル) 1 物事の処置や進行がむずかしくてすらすらいかないこと。また、そのさま。「交渉は—している」「風俗史を編成すること頗る—なる業なるのみか」〈逍遥・小説神髄〉 2 困ること。...
なんだ
[助動][なんだら|なんで(なんだり)|なんだ|なんだ(なんだる)|なんだれ|○]動詞型活用語の未然形に付く。過去の打消しの意を表す。なかった。「売薬の外は誰にも逢わなんだことは」〈鏡花・高野聖...
なん‐の【何の】
《代名詞「なに」に格助詞「の」の付いた「なにの」の音変化》 [感]軽く否定したり受け流したりするときに用いる語。「—、これしき」「—、大丈夫だ」 [連語] 1 いかなる。どういう。「いったい...
にえ【贄/牲】
1 神に供えるささげ物。また、天子に献上する魚や鳥などの食物。その年の新穀などを奉るのにもいう。 2 進物。贈り物。会見のときの礼物。「かの歌女もし我心に協(かな)わば、我はこれを—にせん」〈鴎...
にき‐たま【和魂】
《後世は「にぎたま」とも》「にきみたま」に同じ。「大君の—あへや豊国の鏡の山を宮と定むる」〈万・四一七〉
にく‐がん【肉眼】
1 肉体にそなわっている目。望遠鏡・顕微鏡などを用いない生来の視力。「—では見えない星」 2 ⇒にくげん(肉眼)
ニクス【Nix】
冥王星の第2衛星。名はギリシャ神話の夜の女神ニュクスに由来。2005年にハッブル宇宙望遠鏡で発見された。直径は40〜60キロ。