おんなけいず【婦系図】
泉鏡花の小説。明治40年(1907)発表。芸者お蔦(つた)と別れさせられた早瀬主税(はやせちから)は、恩師の敵である河野一家を破滅させてみずからも毒を飲む。劇化され、新派名狂言の一つとなった。
おんな‐ども【女共】
1 女たち。現在では、見下した言い方に用いる。 2 (へりくだった言い方)自分の妻。「—のみやげに、たから物を一つかひとってくだる程に」〈虎明狂・鏡男〉
おんな‐の‐たましい【女の魂】
《女の魂が宿る意から》鏡のこと。→男の魂
オー‐ジー‐アイ‐ビー【OGIB】
《obscure gastrointestinal bleeding》内視鏡検査でも出血源が特定できない原因不明の消化管出血(GIB)。原因不明消化管出血。
オートコリメーター【autocollimator】
コリメーターと望遠鏡を組み合わせた微小な角度の差や振れなどを測定する光学機器。
か【華】
[常用漢字] [音]カ(クヮ)(漢) ケ(慣) ゲ(呉) [訓]はな 〈カ〉 1 はな。「華道」 2 はでで、はなやかなこと。「華燭(かしょく)・華美・華麗/栄華(えいが)・豪華・繁華・浮華」...
かいきょう【海峡】
赤江瀑の長編小説。昭和58年(1983)刊行。翌昭和59年(1984)、短編「八雲が殺した」とあわせ第12回泉鏡花文学賞を受賞。
かいこう‐ごうせいほう【開口合成法】
二つまたはそれ以上のアンテナや望遠鏡を配置し、得られた電磁波の干渉を解析することで、高い分解能の像を得る手法。一般に、分解能はアンテナや望遠鏡の口径に比例するが、この手法を用いると観測機器の間隔...
かいこう‐しぼり【開口絞り】
望遠鏡や顕微鏡などの光学系における、光束を制限する絞り。光量も制限するため、明るさ絞りともいう。
かいこう‐すう【開口数】
光学顕微鏡の対物レンズの解像力を示す量の一。光軸上の物体からレンズの有効半径を見る角の正弦と、物体の存在する媒質の屈折率との積。この値が大きいほど解像力がよい。NA(numerical aper...