けん‐のみ
「剣突(けんつく)」に同じ。「鼻声になって居る女房に—を食って、慌てて遁(にげ)込む」〈鏡花・婦系図〉
けん‐ぱい【勧杯/勧盃】
相手に杯を差し出して酒を勧めること。かんぱい。「中納言対面して、—の後、これも女の装束かづけらる」〈増鏡・さしぐし〉
けんび‐きょう【顕微鏡】
微小な対象を拡大して観察する装置。光学顕微鏡では、対物レンズによって物体の倒立拡大実像を作り、それをさらに接眼レンズで拡大する。→電子顕微鏡
けんびきょうてき‐たはつけっかんえん【顕微鏡的多発血管炎】
ANCA関連血管炎の一つ。腎臓・肺・皮膚・末梢神経などに分布する、顕微鏡で観察できる太さの微小血管に炎症が起こる病気。出血や血栓の形成により、臓器や組織に血流障害や壊死が起こり、機能の低下をきた...
けんび‐じゅせい【顕微授精】
顕微鏡を使って精子と卵子を受精させる方法。不妊治療として用いられ、広い意味での体外受精に含まれる。卵細胞に直接精子を注入するため、精子の運動率や形態に異常がある場合にも受精が可能となる。顕微授精...
けん‐ぺい【権柄】
[名・形動] 1 政治上の実権。他を支配する権力。権勢。「—を執る」「—をふるう」 2 権勢をもって人をおさえつけること。権力を笠に着て横柄に振る舞うこと。また、そのさま。「可恐(おそろ)しく—...
けん‐やく【兼約】
かねてから約束しておくこと。また、その約束。前約。「かさねての参会を—すべし」〈色道大鏡・二〉
けんゆう‐しゃ【硯友社】
明治18年(1885)、尾崎紅葉・山田美妙・石橋思案らが結成した文学結社。機関紙「我楽多文庫(がらくたぶんこ)」を発行。巌谷小波(いわやさざなみ)・広津柳浪・川上眉山・泉鏡花・小栗風葉らが前後し...
ケーラー‐しょうめい【ケーラー照明】
顕微鏡などの光学系において、視野全体にわたって均一な明るさの照明をあてる方法。ドイツの物理学者アウグスト=ケーラーが考案。光源と試料の距離をとることができ、熱の影響を受けにくい。プロジェクターや...
ゲオズ【GEODSS】
《ground-based electro-optical deep space surveillance》地上設置型電子光学式深宇宙探査。電子光学式望遠鏡を使って、人工衛星の用途、搭載物、活動...