こうまくがい‐ないしきょう【硬膜外内視鏡】
脊髄の外側にある硬膜外腔(くう)に挿入する、直径1ミリ以下の細い内視鏡。難治性の慢性腰下肢痛の診察・治療などに用いられる。硬膜外腔内視鏡。エピドラスコピー。
こうまくがいないしきょう‐しゅじゅつ【硬膜外内視鏡手術】
硬膜外腔に内視鏡を挿入し、神経周辺の癒着組織を剝離、洗浄することにより疼痛(とうつう)やしびれを緩和する治療法。神経ブロックなどの治療法が効かない慢性の腰痛、難治性の腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱...
こうやひじり【高野聖】
泉鏡花の小説。明治33年(1900)発表。飛騨の山中を舞台に、高野の旅僧と魔性の美女との出会いを、夢幻的に描く。
こう‐らん【高欄】
1 宮殿・神殿などのまわりや、橋・廊下などの両側につけた欄干(らんかん)。擬宝珠(ぎぼし)高欄・跳(はね)高欄などがある。勾欄(こうらん)。 2 いすのひじ掛け。「御倚子(ごいし)にうちかけられ...
こがね‐の‐もじ【黄金の文字】
金泥で書いた文字。金文字。「—の御経、帝の御手づから書かせ給ひて」〈今鏡・一〉
こ‐きょう【古鏡】
古い鏡。昔の鏡。特に、古代の金属製の鏡。
こぎり‐め【小切り目】
[名・形動ナリ]技などが細かいこと。器用なこと。また、そのさま。「—に仕立つる男ならば、髪短かるべし」〈色道大鏡・二〉
こくごにかんする‐よろんちょうさ【国語に関する世論調査】
文化庁が平成7年(1995)から毎年実施している世論調査。漢字・慣用句・敬語・外来語などの理解度や関心度、会話や手紙といった言語コミュニケーションの現状など、日本語とその環境に対する人々の意識を...
ここ‐め
化け物。妖怪。鬼。また、醜女(しこめ)。「誠にや君が塚屋を毀(こぼ)つなる世にはまされる—ありけり」〈今鏡・五〉
こころ‐おもむけ【心趣け】
心の向き。意向。「かやうなる御—のありがたくおはしませば、御祈りともなりて」〈大鏡・師輔〉