ちり‐ば・む【鏤む】
[動マ下二]「ちりばめる」の文語形。
ちり‐ば・める【鏤める/散りばめる】
[動マ下一][文]ちりば・む[マ下二]金銀・宝石などを、一面に散らすようにはめこむ。また比喩的に、文章のところどころに美しい言葉などを交える。「螺鈿(らでん)を—・めた小箱」「甘言を—・めた手紙」
る‐きん【鏤金】
金属に彫刻すること。また、金をちりばめること。また、それらの細工。
る‐こく【鏤刻】
[名](スル)⇒ろうこく(鏤刻)
る‐こつ【鏤骨】
1 骨に刻んで忘れないこと。「師が曩日の言は銘肝—未だ之れを忘れざるなり」〈菊亭香水・世路日記〉 2 骨を刻むような苦労・苦心をすること。ろうこつ。「彫心—」
ろう‐こつ【鏤骨】
⇒るこつ(鏤骨)
ろう‐こく【鏤刻】
[名](スル) 1 金属や木などに文字や絵を彫り刻むこと。るこく。「記念碑に詩句を—する」 2 文章や詩句を推敲(すいこう)すること。るこく。