かね‐よつ【鐘四つ】
江戸時代、新吉原などの遊郭で、終業時間に定められていた時鐘四つの刻限(午後10時ごろ)。実際の終業時間の九つ(午前零時)には、拍子木を四つ打って知らせたので「木の四つ」といい、区別した。→引け四つ
しゅ‐ろう【鐘楼】
「しょうろう(鐘楼)」に同じ。「—の影が何となくさびしく」〈花袋・田舎教師〉
しょう【鐘】
1 つるして打ち鳴らすかねの総称。梵鐘(ぼんしょう)・半鐘など。 2 中国古代の打楽器。青銅製のつり鐘で、下底部が弧状に切れ上がっている。音階をなす一組のものを編鐘という。
しょう【鐘】
[常用漢字] [音]ショウ(漢) シュ(呉) [訓]かね 〈ショウ〉 1 つりがね。「鐘声・鐘楼/暁鐘・警鐘・古鐘・時鐘・半鐘・晩鐘・梵鐘(ぼんしょう)」 2 打楽器の一。かね。「鐘鼓/編鐘」...
しょうけい‐か【鐘形花】
合弁花の一。花びらがほぼ全長にわたって癒合し、つり鐘状をしているもの。キキョウ・ホタルブクロなど。
しょう‐こ【鐘鼓】
かねと、たいこ。
しょう‐じょう【鐘状】
つり鐘のような形。
しょうじょう‐か【鐘状花】
⇒鐘形花(しょうけいか)
しょうじょう‐かざん【鐘状火山】
⇒溶岩円頂丘(ようがんえんちょうきゅう)
しょう‐せい【鐘声】
鳴り響く鐘の音。