すり‐ばんしょう【擦(り)半鐘/擂り半鐘】
近火を知らせるために、半鐘を続けざまに鳴らすこと。また、その音。すりばん。
ズロニツェのかね【ズロニツェの鐘】
《原題、(チェコ)Zlonické zvony》ドボルザークの交響曲第1番の標題。ハ短調。1865年作曲。作曲後に総譜が失われ、1923年に発見。名称はドボルザークが少年時代を過ごした町に由来する。
だらに‐がね【陀羅尼鐘】
陀羅尼を読みながら鐘をつくこと。また、その鐘の音。→だらり
ちょう‐しょう【弔鐘】
死者をいたんで打ち鳴らす鐘。
ちょうせん‐がね【朝鮮鐘】
⇒ちょうせんしょう(朝鮮鐘)
ちょうせん‐しょう【朝鮮鐘】
朝鮮半島で新羅(しらぎ)時代から高麗(こうらい)時代に鋳造された銅製の梵鐘(ぼんしょう)。竜頭(りゅうず)は単頭で旗挿(はたさ)しという円筒がつき、肩と口辺に唐草(からくさ)模様をめぐらす。飛天...
提灯(ちょうちん)に釣(つ)り鐘(がね)
《形は似ているが比較にならないところから》つりあいがとれないことのたとえ。
ちん‐しょう【沈鐘】
沼や湖の底に沈んでいるという伝説上の鐘。その鐘の由来とか、水中から鐘の音が聞こえるという伝説は世界各地にあり、日本の「鐘が淵」という地名もこの伝説に基づくといわれる。
ちんしょう【沈鐘】
《原題、(ドイツ)Die versunkene Glocke》ハウプトマンの童話詩劇。5幕。1896年初演。鐘造り師と山の妖精との悲恋を描く象徴劇。
つき‐がね【撞き鐘】
撞木(しゅもく)でついて鳴らす鐘。釣鐘。梵鐘(ぼんしょう)。