ながら・える【永らえる/長らえる/存える】
[動ア下一][文]ながら・ふ[ハ下二]《「流らう」と同語源》 1 命を長く存続させる。長く生きつづける。「心ならずもこの歳(とし)まで—・えた」「生き—・える」 2 長い時間を経る。「世の中は常...
ながらく【長らく/永らく】
[副]長い間。久しく。「—御無沙汰(ごぶさた)致しております」
なが‐わきざし【長脇差】
1 長い脇差。大脇差。 2 《江戸時代、関東で1を差していたところから》ばくち打ち。博徒(ばくと)。侠客(きょうかく)。
なが‐わずらい【長煩い/長患い】
[名](スル)長い間病気をすること。また、その病気。
なぎ‐なた【長刀/薙刀/眉尖刀】
1 長い柄の先に反り返った長い刃をつけた武器。また、それを使う武術。平安後期の後三年の役のころから室町中期まで多く用いられた。戦国時代以後、槍(やり)が多く用いられるようになり、江戸時代には主に...
なぎなた‐こうじゅ【薙刀香薷】
シソ科の一年草。山地や道端に生え、高さ30〜60センチ。葉は狭卵形で、対生。秋、太く長い穂を出し、淡紫色の唇形の小花が密生して咲く。漢方で地上部を香薷といい、浮腫(ふしゅ)・下痢などに用いる。
なげ‐あみ【投(げ)網】
1 「投網(とあみ)」に同じ。 2 鴨捕り用の三角形の網。下方に長い柄をつけて、鴨が飛んでくるのを待ち構え、通過直前に投げ上げる。
なげき‐わた・る【嘆き渡る】
[動ラ四]長い間、ずっと嘆きつづける。嘆いて年月を過ごす。「心の闇、晴れ間なく—・り侍りしままに」〈源・松風〉
なげ‐なわ【投(げ)縄】
先端を輪に結んだ長い縄。遠くから投げて動物を捕らえるのに用いる。
なじみ‐ぶか・い【馴染み深い】
[形][文]なじみぶか・し[ク]長い間なれ親しんでいる。深くなじんでいてよく知っている。「—・い味」