ひと‐すじ【一筋/一条】
[名] 1 細長い物の1本。一条。「—の髪の毛」「—伝わる涙」 2 一門。一族。「多くはただこの九条殿の御—なり」〈大鏡・師輔〉
[形動][文][ナリ] 1 ただ一つのことに心を傾けるさま。...
ひとつば‐たご【一葉たご】
モクセイ科の落葉高木。高さ約10メートル。葉は楕円形で、長い柄をもち、対生する。雌雄異株。5月ごろ、白い花を円錐状につける。花びらは四つに裂けていて裂片は細長い。木曽川付近および対馬に分布。名は...
日(ひ)の目(め)を◦見(み)る
それまで埋もれていたものが世に知られるようになる。また、長い間不遇だった者が世に認められるようになる。「五十年ぶりに—◦見た作品」「長年の研究がようやく—◦見る」
ひ‐まわり【向日葵/日回り】
1 キク科の一年草。高さ約2メートル。茎は太くて直立し、長い柄をもつ大きな心臓形の葉が互生する。夏、周囲が鮮黄色、中央が褐色の大きな頭状花を横向きに開く。花は太陽の方を向き、その動きにつれて回る...
ひ‐みず【日不見】
1 モグラ科の哺乳類。体形はモグラに似て小さく、体長9〜11センチ。尾は長い。日本特産で、本州以南の山林の茂み・笹やぶにすみ、地中にトンネルを掘ってミミズや昆虫を食ベ、地上にもかなり出歩く。ひみ...
ひめじ【非売知】
スズキ目ヒメジ科の海水魚。全長約20センチ。体は細長く、やや側扁する。背側は赤く、腹面は白い。砂泥底にすみ、下あごにある一対の長いひげで小動物を探して捕らえる。本州中部以南の沿岸に産し、冬に美味...
ひめ‐ばち【姫蜂】
膜翅(まくし)目ヒメバチ科の昆虫の総称。体は細長く、腹部は平たい。長い触角をもつ。雌の産卵管は長い針状のものが多く、他の昆虫やクモなどに産卵する。農業上の益虫となる種も多い。
ひめ‐むかしよもぎ【姫昔蓬】
キク科の越年草。荒れ地などでみられ、高さ約1.5メートル。全体に毛があり、茎は直立し、葉は細長い。8〜10月、淡緑色の小さな頭状花を多数つける。北アメリカの原産で、明治初めに渡来、鉄道線路などに...
ひめ‐やぶらん【姫藪蘭】
キジカクシ科の多年草。原野に生え、長い蔓(つる)で増える。高さ約15センチ。葉は線形。夏、花茎を伸ばし、淡紫色、時に白色の6弁花を総状につける。種子は熟すと紫黒色。
ひも【紐】
1 物をしばったり束ねたりするのに用いる細長いもの。ふつう、糸より太く、綱より細いものにいう。布・麻・化学繊維・紙・革などで作る。ひぼ。「羽織の—を結ぶ」「小包の—を解く」 2 物事を背後から支...