ふくろ‐たけ【袋茸】
ウラベニガサ科のキノコ。細長い卵形で、包まれた袋を破り、灰褐色の傘を広げる。中国南部・東南アジアなどで栽培され、若いものを中国料理などに使う。
ふしみ‐とうがらし【伏見唐辛子】
トウガラシの一品種。京都の特産。長さ10〜15センチ程度で、先端がとがっていて細長い。辛みが少なく柔らかい。伏見甘長(あまなが)。
ふじ‐うつぎ【藤空木】
ゴマノハグサ科の落葉低木。本州・四国の渓谷などに自生。枝は四角形で稜上に翼がある。葉は細長い卵形。夏、紫色の花が穂状に集まってつき、先が垂れる。全体にサポニンなどを含み、有毒。
ふじむら‐ふみお【藤村富美男】
[1916〜1992]プロ野球選手・監督。広島の生まれ。高校時代は剛球投手として活躍、昭和11年(1936)大阪タイガース(阪神の前身)に入団。戦後、監督兼任で復帰し投打で活躍した。「物干し竿(...
ふたござ‐りゅうせいぐん【双子座流星群】
双子座のα(アルファ)星(カストル)付近を輻射点とする流星群。12月5日頃から12月20日頃にかけて見られ、12月14日前後に出現のピーク(極大)となる。母天体は長い間わからなかったが、1983...
ふだん‐そう【不断草】
ヒユ科の一年草または越年草。高さ約1メートル。葉は大きく細長い卵形で、縁が波形にうねる。雌雄異株。6月ごろ、多数の黄緑色の小花をつける。若葉は食用。ヨーロッパの原産、中国から渡来。恭菜。唐萵苣(...
釜中(ふちゅう)魚(うお)を生(しょう)ず
《「後漢書」独行伝の、范冉(はんぜん)が長い間飯をたかなかったため、釜にぼうふらがわいたという故事から》非常に貧しいことのたとえ。
ふつ‐と
[副] 1 細長い物を断ち切るさま。「縄などの切るる様に—切るるままに」〈今昔・二三・二二〉 2 (多く下に打消しの語を伴って用いる)まったく。さっぱり。「後撰の歌といふ事—思ひ寄らで」〈無名抄〉
ふで‐かき【筆柿】
柿の一品種。甘柿で、実は縦に細長い形をしている。
ふ‐ばこ【文箱/文筥】
《「ふみばこ」の音変化》 1 書状などを入れておく手箱。また、書状を入れて先方に届ける細長い箱。 2 (「笈」とも書く)書物を入れ、背負って運ぶ箱。きゅう。