ゆう‐ちょう【悠長】
[名・形動]動作や態度などが落ち着いていて気の長いこと。また、そのさま。「—に構える」「—な話」 [派生]ゆうちょうさ[名]
ゆう‐やけ【夕焼け】
日没のころ、西の空が赤く見える現象。昼間よりも太陽光線が大気中を通過する距離が長いため、波長の短い青色光は途中で散乱して届かず、赤色光だけが届くことによる。《季 夏》「—に向って歩み入る如し/汀女」
ゆうれい‐ぐも【幽霊蜘蛛】
1 ユウレイグモ科のクモの総称。体長3〜5ミリで脚が著しく長い。草の間や天井裏に不規則な棚状の網を張る。 2 ザトウムシの俗称。
ゆき【靫/靭】
《「ゆぎ」とも》矢を入れ、背に負った細長い箱形の道具。木製漆塗りのほか、表面を張り包む材質によって、錦靫(にしきゆき)・蒲靫(がまゆき)などがある。平安時代以降の壺胡簶(つぼやなぐい)にあたる。
ゆき‐げた【行桁】
橋の長い方向に沿って渡した桁。「橋の—をさらさらさらと走り渡る」〈平家・四〉
ゆき‐の‐した【雪の下】
1 ユキノシタ科の多年草。湿った所に生える。全体に毛があり、茎は紅紫色で地をはい、節から小苗を出して増える。葉は多肉質の腎臓形で、長い柄があり、裏面は暗赤色。夏、20〜50センチの花茎を伸ばし、...
ゆ‐むし【螠】
ユムシ綱の環形動物。海底の泥砂中にU字状の穴を掘ってすむ。体長10〜30センチ。体は乳白色の円筒状で、吻(ふん)は短く、環節はないが、体表に小突起が並ぶ。タイなどの釣りの餌にする。ユムシ綱には吻...
ユーカリ‐の‐き【ユーカリの木】
フトモモ科の常緑高木。高さ約60メートルにもなる。葉は卵形から笹の葉状に細長いものまであり、樟脳(しょうのう)のような香りがする。夏に開花し、緑白色の雄しべが目立つ。実は青白色の倒卵形で硬い。葉...
よう‐あ【養痾】
長い病気の療養をすること。「—に事寄せ何も書かぬ覚悟にて」〈荷風・雨瀟瀟〉
よう‐が【葉芽】
植物の茎や枝にあり、生長すれば葉となる芽。花芽より細長いものが多い。はめ。