おか‐み【岡見】
1 大晦日(おおみそか)の夜、蓑(みの)を逆さに着て岡に登り、自分の家のほうを見て翌年の吉凶を占った行事。逆さ蓑。《季 冬》「この村に長生多き—哉/召波」 2 「傍目(おかめ)」に同じ。
御前(おまえ)百(ひゃく)までわしゃ九十九(くじゅうく)まで
《「お前」は夫を、「わし」は妻をさす》夫婦が共に元気で長生きできるようにとの願いを女性の立場から言ったもの。「共に白髪(しらが)の生えるまで」と続く。
かく‐じゅ【鶴寿】
《鶴は千年の寿命を保つといわれるところから》長生き。長命。長寿。
かさもり‐じ【笠森寺】
千葉県長生郡長南町にある天台宗の別格大本山。山号は大悲山。開創は延暦3年(784)、開山は伝教大師(最澄)と伝える。大岩の上に建てられた観音堂は日本唯一の四方懸造(かけづくり)で、国の重要文化財...
か‐れい【遐齢】
長生きをすること。長寿。「猿楽は是—延年の方なればとて」〈太平記・二三〉
が‐じゅ【賀寿】
長寿を祝うこと。長生きの祝い。寿賀。
きく‐すい【菊水】
中国河南省南部を流れる白河の支流。この川の崖上にある菊の露がしたたり落ち、これを飲んだ者はみな長生きしたという。菊の水。
きく‐の‐したみず【菊の下水】
菊の根もとを流れている水。これを飲むと長生きするとされた。「山川の—いかなれば流れて人の老いを堰(せ)くらむ」〈新古今・賀〉
きく‐の‐つゆ【菊の露】
菊の花にたまる露。これを飲めば長生きするといわれた。菊の雫(しずく)。《季 秋》
こう【考】
[音]コウ(カウ)(呉)(漢) [訓]かんがえる [学習漢字]2年 1 かんがえる。かんがえ。「考案・考慮/一考・勘考・愚考・再考・思考・熟考・黙考」 2 調べる。調べる事柄。「考査・考試・考証...