ちょうめい‐がん【長命丸】
1 室町時代、疲労回復に効果があるとされた丸薬。〈運歩色葉〉 2 江戸時代の強精・催淫用の塗布剤。両国の四つ目屋で売っていたものが有名。「—の看板に、親子連れは袖を掩(おほ)ひ」〈根無草・四〉
ちょうめい‐じ【長命寺】
滋賀県近江八幡市にある天台系の単立寺院。山号は伊綺耶(いきや)山。聖徳太子の創建と伝え、鎌倉時代に尊海が中興。西国三十三所第31番札所。 東京都墨田区向島にある天台宗の寺。山号は宝寿山。...
ちょうめい‐る【長命縷】
古代中国で、端午に飾る5色の糸。日本の薬玉(くすだま)の類。
ちょう‐もう【長毛】
長い毛。「—種の猫」
ちょうもく‐ひじ【長目飛耳】
《「管子」九守の「一に曰く長目、二に曰く飛耳、三に曰く樹明、明に千里の外、隠微の中を知る」から》昔のことや遠くのことを見たり聞いたりすること。転じて、見聞を広めるための書物。飛耳長目。
ちょうもん‐きょう【長門峡】
山口県中部、阿武(あぶ)川中流にある渓谷。名勝地。甌穴(おうけつ)が多い。
じょう‐や【長夜】
⇒ちょうや(長夜)
ちょう‐や【長夜】
《古くは「ぢょうや」とも》 1 秋または冬の長い夜。ながよ。《季 秋》⇔短夜。 2 夜通し。「—の宴」 3 《いつまでも夜が明けないところから》死んで埋葬されること。転じて、死後の世界。 4 仏...
ちょうや‐の‐いん【長夜の飲】
《「韓非子」説林上から》夜通し酒を飲み、夜が明けても明かりをともしたまま酒宴を続けること。長夜の宴。
ちょうや‐の‐しつ【長夜の室】
墓穴。墓。