かどづけ‐うた【門付(け)歌】
門付けする者がうたう歌。門説経・歌祭文(うたざいもん)・鉢たたき・万歳(まんざい)など。
かど‐で【門出/首途】
[名](スル) 1 旅などのために、自分の家を出発すること。出立(しゅったつ)。「—を見送る」 2 新しい生活を始めること。「新生活の—を祝う」「社会に—する」 3 旅に出る前に、吉日を選んで、...
かど‐なみ【門並(み)】
1 家の並び。家続き。家並み。 2 並んでいる家の一軒一軒。軒なみ。副詞的にも用いる。「—同じようなカッフェーばかり続いていて」〈荷風・つゆのあとさき〉 3 (副詞的に用いて)その一つ一つのすべ...
かど‐ならび【門並び】
隣り合わせ。隣近所。かどならべ。「—に家二つを一つにつくり合はせたるが」〈平中・三六〉
かど‐の‐まつ【門の松】
「門松(かどまつ)」に同じ。
かど‐ばしら【門柱】
1 門(もん)の柱。 2 《門口の柱が店の構えを代表する意から》店構え。「五間口七間口の—の主にと念願を立てて」〈浄・油地獄〉
門(かど)広(ひろ)・し
一族が多くなるさま。一族が栄えるさま。「その後なむ—・くもなり侍る」〈竹取〉
かど‐び【門火】
1 盂蘭盆(うらぼん)のとき、死者の霊魂を迎え送りするために門前でたく火。迎え火と送り火。《季 秋》 2 葬式で、死者を送り出すときに門前でたく火。 3 婚礼で、花嫁の乗り物が生家を出るときに門...
かど‐びゃくしょう【門百姓】
地主の門わきの長屋などに住み、地主の雑用を務めるかたわら小作をした農民。門屋(かどや)。
かど‐ふだ【門札】
表札。もんさつ。