ともかがみ【友鏡】
江戸後期の語学書。1巻。東条義門著。文政6年(1823)刊。本居宣長の「てにをは紐鏡(ひもかがみ)」を補訂したもので、係り結びの法則を活用によって整理し、図表に示す。てにをは友鏡。
とも‐まち【供待ち】
[名](スル) 1 訪問した先で主人を待つこと。また、その人。「自働車が一二台に…—している間を」〈荷風・腕くらべ〉 2 家の門口辺りにある、来客の供人や運転手を待たせておく所。
ともやっこ【供奴】
歌舞伎舞踊。長唄。七変化「拙筆力七以呂波(にじりがきななついろは)」の一。2世瀬川如皐(せがわじょこう)作詞、10世杵屋六左衛門作曲。文政11年(1828)江戸中村座で中村芝翫(しかん)(4世歌...
とやま‐だいがく【富山大学】
富山市に本部がある国立大学法人。富山高等学校・富山師範学校・富山青年師範学校・富山薬学専門学校・高岡工業専門学校を統合し、昭和24年(1949)新制大学として発足。薬学部が一時分離して富山医科薬...
とよかわ【豊川】
愛知県南東部の市。豊川稲荷(いなり)の門前町。自動車などの機械工業や花・野菜などの栽培が盛ん。平成18年(2006)に一宮町を、平成20年(2008)に音羽町・御津町を、平成22年(2010)に...
とよくに‐じんじゃ【豊国神社】
京都市東山区にある神社。祭神は豊臣秀吉。慶長4年(1599)創建され豊国大明神の神号を宣下された豊国廟を、明治13年(1880)現在地に遷座・再興したもの。伏見城の遺構という唐門は国宝。豊国大明...
とよたけ【豊竹】
義太夫節の太夫の家名。竹本義太夫の門人、豊竹若太夫(越前少掾(えちぜんのしょうじょう))に始まる。語り風は華麗な節回しを特徴とし、竹本の堅実な西風(にしふう)に対して東風(ひがしふう)といわれる。
と‐よ・る【と寄る】
[動ラ四]ちょっと立ち寄る。「白波の立ちながらだに長門なる豊浦の里の—・られよかし」〈後拾遺・雑六〉
とら‐けん【虎拳】
拳の一。近松門左衛門の「国性爺合戦」により、腰をかがめて杖(つえ)をつく姿を母親、こぶしを振り上げてにらむ姿を和藤内、這(は)って出る姿を虎とし、母親は和藤内に、和藤内は虎に、虎は母親に勝つとす...
トラック‐マン
《(和)track+man》競馬場の競走路(トラック)を見守り、勝敗の予想をするスポーツ紙や専門紙の担当者。