なわ‐とり【縄取り】
《「なわどり」とも》罪人を縛った縄の端を持って、逃げないように警護すること。また、その役。「大納言殿、—にひかへられて、中門へ出で給ふ」〈太平記・一三〉
なわ‐ばり【縄張(り)】
1 縄を張って境界を決めること。 2 建築予定の敷地に縄を張って、建物の位置を定めること。縄打ち。 3 博徒や暴力団などの勢力範囲。「—争い」 4 ある人の勢力範囲や専門とする領域。「営業部の—...
ナンキン‐じょうやく【南京条約】
1842年、アヘン戦争の結果、南京で締結された英国と清国との間の条約。広州・福州・廈門(アモイ)・寧波(ニンポー)・上海の開港、香港の割譲、賠償金の支払いなどを内容とした。江寧(こうねい)条約。
なんぎょう‐どう【難行道】
自力による修行をもって悟りの境地に達する方法。聖道門(しょうどうもん)。⇔易行道(いぎょうどう)。
なんざん‐だいがく【南山大学】
名古屋市昭和区にある私立大学。昭和7年(1932)設立の南山中学校に始まり、南山外国語専門学校・名古屋外国語専門学校を経て、昭和24年(1949)新制大学として発足。
なんじゅん‐こうわ【南巡講話】
中国の最高指導者だった鄧小平が1992年初頭に湖北省・広東省・上海など同国南部地域を視察した際、各地で改革開放の加速をよびかけたことをさす。天安門事件以降低迷していた同国の経済はこれをきっかけに...
なんぜん‐じ【南禅寺】
京都市左京区にある臨済宗南禅寺派の大本山。正しくは太平興国南禅禅寺。山号は瑞竜山。正応4年(1291)無関普門を開山とし、亀山法皇の離宮を寺としたのに始まる。足利義満のとき、五山の別格上位に列せ...
なんぜんじ‐は【南禅寺派】
京都の南禅寺を本山とする臨済宗の一派。無関普門を始祖とする。
なんたい‐どうぶつ【軟体動物】
動物界の一門。体は軟らかく、頭・足・内臓からなるが、明らかな区別はできない。外套膜(がいとうまく)で覆われ、多くは体表に石灰質の殻を分泌する。ヒザラガイ・巻き貝類・ツノガイ類・二枚貝類・頭足類な...
なんたん【南丹】
京都府中部、大堰(おおい)川上流域を占める市。水菜・壬生(みぶ)菜など京野菜の生産が盛ん。大学の郊外キャンパスや専門学校が多い。平成18年(2006)1月、美山町・園部町・八木町・日吉町が合併し...